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アルミキャンティーンカップでの炊飯(麦飯)

まず、画像のキャンティーンカップ。

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ハンドルを、ステンレス棒に変えております。だって、アルミだったら、熱いんだもの。(^^)
蓋は普通に某密林で売っている、ロスコのキャンティーンカップのリッド(ふた)で

スウェーデン軍メスキットセットに合わせて、なかに放り込んでいたのです。なにせ、ウチのスウェーデン軍メスキット、ステレンレスなので、飯が炊きにくいったら、ありゃしない。最初っから焦がして、「なにが自動炊飯だよ!(スウェーデン軍メスキットのうたい文句だった)」と嘆いたものです。でも、これが軍ものでの最初の炊飯だったから、いまのあたくしがあるんでしょうね。その代わりを次々と探すことに至るようになります。

ともかく、炊飯にはアルミ製が肝心。これは、スウェーデン軍メスキットで学んだことです。あとは順当に、同じくスウェーデンのメスティン、チェコ軍メスキット、イタリア軍飯盒(とかいって、ドイツ軍だったりして)、などと、収集しながら飯を炊き、一通り飯炊きの腕を上げてゆくわけです。

先日アップした、チェコ軍メスキットなど、大鍋でも、小鍋でもOK。
宿題は、イタリア軍飯盒の中子での「蒸らし炊飯」。これ、40分も火にかけないといけないから、どうも無駄が多い気がするので、パス。

で、あと残っていた、炊飯していないものが、アルミ製のキャンティーンカップでした。これは、何かの勢いで買ったんでしょうね。ステンレスのキャンティーンカップも持ってますから。さすがにステンレスでは炊飯する気は起きないので、アルミのキャンティーンカップに重点を置き、炊飯出来る体制を整えるわけです。

まずは、取っ手。オリジナルは、アルミで短くて、火にかけた後、とても素手で持てそうにないタイプ。速攻外して、ステンレスの棒を曲げて、よくあるキャンティーンカップのような持ち手を作りました。蓋も買いました。

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どう見ても、飯炊けそう。1合は余裕!
今日は、そこをあえて、麦飯でいきたいと思います米と麦の割合は1:1。
まずは、麦に吸水させます。

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基本的に米と麦で1合炊きたいので、麦の分量は75g。麦の給水量は倍なので150gの水を入れないといけません。

米の分も合わせて、255gの水。適切なはずなのですが…。

なにはともあれ、給水時間をとり、例の「給水米」を80g投入後、炊飯に入ります。

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電熱器、弱300wで20分。キャンティーンカップが小さいので、熱源に当たらないため、弱でいくしかありません。この場合米では20分で炊飯できます。
基本的に米より麦のほうが火通りが悪いようで、20分経ってから、一度様子を見ます。
すると、水が全然ない!おかしい。きちんと分量通り入れたのに。どういうことだろう?
もう感覚で、100ccの水を足して、再度加熱。本当ならここから5分ですが、気持ち足して7分。

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15分蒸らしたあとが、上の画像。まあ、何とかなったらしい…感じ。

そのあと器に移すと。

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おお。良い感じ。
食べてみると、ちょうどよく炊けていました。

でも、あの水分不足は、いったい何だったのでしょうか?

ともかく、アルミ製キャンティーンカップでの炊飯でした。

※追記

再度、麦飯を1:1で作りました。麦75g(吸水30分)給水米75g(飯盒)。
麦の給水は倍なので、水は150gと、米は飯盒なので100g(1合200gなので)。
熱源は、電熱器300W。
沸騰するまで放置(20分)。沸騰したら、蓋を開けて、しっかりかき混ぜる。その後、5分。チリチリ音が聞こえたら、火からおおろし、タオルで包んで蒸らし15分。
無事に炊けました。

結果、あの吸水不足は何だったのだろうか、謎は謎のままになりました。(^^;


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