クリエイターとして音楽とどう向き合うか

ども。あめりぃっていいます。

突然なんですけどこの記事を見てるあなたは芸術が好きですか?創作してますか?
今日は好きなものを作ることは難しいねって話をしようかなと思います。

僕は音楽が好きで様々な音楽を聴いています。一番最初に出会ったJ POPはスピッツのチェリーでしたかね。

当時の僕は小学3年生。
その頃はもうチェリーは古い曲でシングルの発売から10年程経っていたのですが、フラッシュアニメのMADで僕はこの曲を知りました。(懐かしい)

それを見て僕は初めて音楽で涙を流しました。別にその曲にまつわるエピソードがあるわけでもなかったのに。子供は純粋ですね。

それ以降僕は自分が生まれる以前の音楽の奥ゆかしさを知り様々な歌を聴くことになります。
その結果、自分が曲を作る際は90’sに近いテイストのロックが中心になっていて、今でもそういった音楽が基盤になってます。

でも問題はここからでした。
それだけだと駄目なんですよね。他人の曲から得た感性だけで曲を作ればそれは自分が聴いてきた曲の劣化コピーになってしまうから。

やはりやるなら独自性が欲しかった。その為、いつしか自分のひらめきを否定しながらメロディーを考える。それが僕の作曲の基本になりました。


ある日僕は昨今の新しい曲に手を出し始めました。

音楽配信サービスのJ POPジャンルでランキングにランクインした曲を聴く。

これが一番簡単な音楽性を手に入れるための手段でした。

僕はなるべく色々な音楽を知ろうとしました。好きでもない曲を繰り返して聴くことを習慣にまでして。

でもその習慣を続けるうちに気付くことがあったのです。

それは自分が音楽を楽しんで聴いていないこと。

最初は好きだから楽しく曲を作っていたのに、いつの間にか音楽の勉強の為に音楽を聴くようになっていました。好きに聴くことを忘れてしまったのです。

これに気が付いたのはつい最近。

しかしこれは本質的に自分が音楽を嫌いになったから起こった事象ではありません。好きだから起こってしまったんです。

それだけ熱意を持って音楽を作っていたからふざけれなくなっていたのかなーって。そう思ってます。

この気持ちを味わってから、一旦音楽から遠ざかるようになりました。今は車の中でも暇な時でもなるべく音楽に触れていません。少し疲れてしまったから。

これからは好きなものばっかり聴くスタイルに戻すかなー。とりあえずまた音楽を好きになれるように頑張るつもりです。

好きなことを熱心にやるって大変ですよね。多分来年の僕の壁になると思ってます。みなさんも心を壊さないようにお気をつけて。

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