海外の子育ては孤独になりやすい。今日の言葉#23

海外での育児って、
本当に孤独な育児になりやすいと思う。

車社会で、
言語の壁があって、
日本人も少なかったり、
頼れる人も少なくて。

私の今住んでいる州は、
公立学校に入れるのは、満4歳からで、
(無償の義務教育は満5歳のキンダーガーテンから。満4歳で入れるPreK4クラスは収入に応じて無料になることも)
私はそこまで待った。
というか、待たざるを得なかった。
2歳や3歳で入れる
私立のデイケアやプリスクールは
経済的余裕が無いので難しかった。

日に日に活発になる我が子、
免許無し、パンデミック生活が重なって、
ほとんどアパート敷地を離れられないひきこもり育児は、
かなり厳しかったけれど、
それを打開する方法をその時は見出せなかった。

車が使えたパンデミック前は、
地域の図書館が開催している
乳幼児向けのStory timeやCraft time、
Children’s museumや近くの本屋(絵本を読みに)など、
毎日のように朝はプログラムに出かけて、
それがきっかけで、
ママ友もちらほらできるようになっていた。
子どもにとっても、他の子どもと関わるチャンスがあったし、
私は車で出かけられるだけでも、
大きな気分転換だった。

その後、子どもと二人きりの
閉鎖的な生活を強いられてから、
イライラが絶えなかった。
ベビーシッターも考えてみたけれど、
信頼できるベビーシッターをどう探せばいいのかわからず、
諦めてしまった。

日本の一時保育などのサービスがあれば
どんなにいいだろう、
大人にとっても、子どもにとっても、
と思っていた。

今、私の住む地域に、
2歳、3歳の子どもを抱えてご主人の留学や駐在に帯同されてきた
ママさんたちがいるが、やはり心配になる。

私の時のように、しんどい思いをしているのではないか。
実際、家に引きこもらざるを得ない状況に
滅入っているという話を聞いたり、
子どものエネルギーについていけなくて、
ついイライラしてしまう、という話も聞く。

せめて車が使えたら、
せめて公的機関のプログラムが開催されていて参加できたら、
せめて同じぐらいの年齢の子どもの友達がいて遊べたら、
それだけでも違うのにな、と思う。

少しでも、できることがあればしていきたい。
情報提供?お茶会?何ができるかな、
と考えている。

今日の言葉#23

海外の子育ては、とにかく助け合って生きていきたい。

hana

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