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夢のダイエット?ちょっと変更オゼンピックとトルリシティ4

このシリーズ、読んでくれる人多いですね。それだけ今注目されているダイエットなのでしょうね。ですが、書いている星野は糖尿病治療でHbA1cを5.5%を早く目指すためなので、良い子は絶対に真似しないでください!

目黒川の桜が満開のこの日、3月13日に行った血液検査でHbA1cが6.0%になりました!みんな拍手!!ずっと6.7%〜6.2%を行ったり来たりだったので、トルリシティ、すごいな。(この期間はトルリシティしか使用していません)

全国のトルリシティっ子、がんばれ!全国のオゼンピッカー頑張れ!この薬、効果出ると思うよ。

それでも自分が「オゼンピック」にこだわる理由は、トルリシティにはない効果が欲しいから。それは・・・体重減少!もちろん、HbA1c5.5%を目指したいんだけど、体重が変わらないなんてダメでしょ。肝臓も脂肪肝だし、そこを改善していきたいのです。だからオゼンピックに期待をしているのです。

しかし、今回はオゼンピックに変更がありました。トルリシティは変わりません。なにがあったかというと、主治医の勘違いミスが発生したのです!
心療内科の先生が「うち、オゼンピック出せるから」という言葉を期待して、他の内科をキャンセルしたりして調整し、丹念に準備を重ね受診したところ、

心療内科の主治医「あ、ごめんね!自己注射は出せないんだ!(心療内科だもんな)オゼンピックの飲み薬があるかと思って、それで出せると思ったからそう言ったんだ!」

と言い訳していた。ひどい。。私、先生の言葉を信じて今日保冷バッグ持って、薬局にもオゼンピック予約してきたというのに・・・(自己注射のオゼンピックとトルリシティは2℃〜8℃保管して持って帰らないといけないのです。持って帰ったら、早めに冷蔵庫のポケットなど、直接冷風が当たらない場所に保管するという、とても気の使う保管方法をしないといけないのです。(生物製薬だから)

そう、心療内科の先生が仰った通り、オゼンピックには自己注射と「飲み薬」が用意されている。名前は違うけど「リベルサス」という服用薬(処方薬)があります。(薬剤名セマグルチド、と言います。)トルリシティの薬剤名はデュラグルチド、ね。

と、その前に、先日ミスってオゼンピック1本0.25mgとトルリシティ0.75mgを2本自己注射してしまった星野ですが、その後の経過を報告。

流石にずーっと具合悪いですね。どのように具合が悪いかというと、胃もたれがずっと続いているような感じ。
ご飯も、食べられなくはないんだけど、自ら食べようと思わない感じ。ケプは多めですね。でも今回そんなにオナラは出ないかもしれない。便通はないな。(あまり食べてないから)


でも一言で表現するなら「あぁ、食欲から解放されるって、快感・・・」。

これは多分、あのひどい「何か食べたい気持ち、どうしても食べないとという感情」を経験した人なら、絶対に感じたい「快感」でしょうね。そして、(今回はミスったけど)オゼンピックやトルリシティで失くなった食欲という「人間の3大欲求のうちの一つ」が消えたことがある人なら、絶対にわかる、「あぁ、ご飯食べる時間が空くってヒマだな」も感じることができるでしょう。

それでですね、結局、心療内科にはリベルサスを処方されたわけですよ。まぁ、オゼンピックと同じ薬剤(セマグルチド)ですから別にいいですけど、効果が心配。
同じようなGLPー1製剤は他にもたくさんありますが、ほんのちょっと成分が違うだけで、大きな効果の違いにつながるわけで、だから、自己注射で体感できる体重減少やHbA1c減少効果が、本当に飲み薬でも表現できるのでしょうか。(色々薬剤を吸収させるために工夫がされて販売に漕ぎ着けたようですが。)オゼンピックは全てのGLPー1製剤の中で勝ち続けている、ナンバーワンと言っても過言ではない自己注射。だからこそ、同じセマグルチドである経口摂取のリベルサスでも同じく良い結果であって欲しい。(そのような結果も出始めているようですが)良い結果とは、HbA1cを下げるのと、体重減少効果です。

確かにね、自己注射、痛いですよ。たまにアザになることもあるし、しかも毎回打つ場所変えないといけないし、注射ごとに(1週間に1回だけど)消毒したりしなくちゃいけないし、薬剤の保管はコロナのワクチンより楽だけど温度管理が必要だから。
それが経口摂取の飲み薬でいいなら、こんないいことはないわけで。
(すみません、糖尿病でもインスリン注射の大変さとは全然違うと聞きました。そちらは比べようもないくらい大変だそうです。その点、トルリシティやオゼンピックの注射の簡単さの技術には頭が下がります。)

ただし、リベルサスも「正しい飲み方」をしなければ効果が出ない!水少なめで朝一番に服用。しかも30分間は飲水、飲食禁止、薬が湿気やすいから飲む直前に出す。
そうしないと「注射と同程度の効果が出ない。」これをみんなは薬剤師さんからきちんと説明されているのかどうか、とても気になる。(そして実行できるかも)できれば2時間30分は飲食・飲水は空けて欲しいという医師のブログを見たので、しっかり効果を出すためにはそのくらい頑張らなければならないのだろう。これは、半分寝ている5時くらいに起きてリベルサスを飲んで、二度寝したら一番いいかもしれない。
だって、朝のバタバタ時にそんな30分朝ご飯食べないで〜なんてできないと思われる。(しかし、糖尿病の患者さんはほとんど朝食を食べないというデータもあり)

結局、セマグルチドの「オゼンピック0.25mg(注射)」はやめることになりました。しかし、セマグルチドの「リベルサス3mg(経口摂取薬)」を行うことになりました。合わせてデュラグルチドのトルリシティ0.75mg(注射)を続けることにします。同じく食欲を抑える薬コンサータ36mgは続けます。ストラテラ40mgは中止になりました。これは主治医の判断なので仕方ありません。

今週の水曜日に、注射をミスって3本売っているので、スタートするのは来週の水曜日からにします。きちんと朝に絶食しないとね。

リベルサスを調べると、食の嗜好が変化すると書いてあったけど、すでにオゼンピックとトルリシティで変化があった。脂っこいものは遠慮したい気持ちになっている。けれど、他のブログに書かれているような「甘いもの」に対する食欲は変わっていないようだ。どちらかといえば、甘いものと言っても「フルーツ的な爽やかな甘さ」が欲しい。せめて、他を食べないんだから、これだけは頂戴って感じです。今、これをファミレスで書いているけれども、他の油っこい匂いはちょっと嫌だと思っている。ドリンクはお茶とオレンジジュースのみ。ステーキとお寿司って言われたらお寿司かもしれない。この間、カツを全部食べられなくて半分残してしまい、パートナーに「なにつまみ食いしたの?」と言われてしまった。ひどい。でも疑われるくらい食べられなかったと言うことだ。

そもそも、痩せている人はGLPー1というのが多く体内にあるそうで、太っている人はGLPー1が少ないそうだ。逆を返せば、もし飢餓の時代が来たらGLPー1製剤なんて不人気になり、投げ出されるということか。

GLPー1はインスリンの働きを促進する「補足的」な役割をして、胃腸の動きを抑制するらしい。だからお腹がグーっと鳴らないのか。そして満腹感が早く出る。全くその通りだ。

今回初めて3mgのリベルサスを処方されたので、まずは28日間続けて7mgに増量するか決めるようだ。もし7mgに増量して28日間経ったら、次は14mgに増量するか決める、というスケジュールらしい。まずはまずは、きちんと薬を飲めるように頑張ろう。(製薬会社ノボ?もっと頑張って飲みやすくしてほしい)薬剤師さんが、リベルサスの薬シートを縦半分にできないって泣いてたぞ。

糖尿病って、もしかして自分勝手でわがままで、贅沢してきた人の病だと思っている方もいるかもしれない。けれど、そんなこともないと言いたいです。

私みたいに別の病気があってその薬のせいで糖尿病になってしまったり、(薬のせいで食欲が止まらなくなるとか普通にあり得る)もちろん遺伝的に糖尿病になってしまい1型と言われる人もいます。不摂生が祟り糖尿病になってしまった人って、そんなに多くないのではないでしょうか。人それぞれ理由があると思いますが、不摂生だけが理由ではないですよ。時代のせいもあるけど、もっときっと隠れた理由があります。だから、一概に糖尿病は贅沢病だと言わないでほしい。

糖尿病は、完治しません。一度、医師に糖尿病と言われたら、数値が改善しても「寛解」という状態になっただけで、また悪化することもあります。そして、糖尿病を軽くみてはいけない。歯周病、目が見えなくなる、足の指を切り取る、歩けなくなる、人工透析、ひどい末路が待っていますから、どうか放置しないで。

インスリン治療を行なっている人、本当に今の治療で大丈夫か、セカンドオピニオンを受けてみてください。もし、膵臓が元気ならオゼンピックやトルリシティなどのGLPー1製剤が試せるかもしれません。インスリン製剤に浸ってる人は分かりませんが、とにかく他の医師にも聞いてみましょう。

ご自身は、「インスリンが出せなくなった糖尿病?」「インスリンが出にくくなってる糖尿病?」「ご自身の膵臓がどんな状態か知ってますか?」インスリン製剤によって低血糖になりすぎて食欲がコントロールできず、血糖値が上がって、またインスリン注射を打つみたいなジャンキー(中毒者)になっていませんか?必要で打っているのであれば、仕方ないですが、他にもいい方法があるかもしれません。私はこの話を聞いて、インスリンジャンキー患者の話を思い出しました。知り合いの身内の話です。「インスリンを打ってるんだから大丈夫だって!」とコーラや甘いものを持ってこいと家族に言うんだそうです。そんなので糖尿病が治るわけないと思うでしょう?でも身近な家族も気づかないんです。

「先生様が処方してくれているから、これが一番いい方法なんだろう」って。頭のいい身内ですら気づかないですからね。皆さんも気をつけたほうがいい。特に糖尿病はすぐに悪くなる病気じゃないので、本人も家族も漫然と緩慢に治療しそうですが、目が見えなくなるのは突然ですから。

内科の先生だって、いい先生もいれば悪い先生もいる。人間だもの。患者にあった治療法を提供する先生もいれば、固定観念に凝り固まった定番の治療をする先生もいる。最新の治療を取り入れる先生もいれば、古くからの運動療法を利用する先生もいる。生活改善、運動療法そんなのが一番なんてそんなことない、一番は新薬を使って「食欲」をコントロールすることです、と言い切る医者もいる。そんなものなんです。だからこそ、一つのクリニックだけにこだわらないで、セカンドオピニオンを受けて欲しいと思っている。(うちのパートナーにも言いたい)

とにかく、セカンドオピニオンを受けないにしても、半年に一度の網膜剥離検査と半年に一度の歯周病検査は行くようにしてください。卵が先か、鶏が先かですが、歯周病を持っている人は糖尿病率が高いそうで、歯周病を治すと糖尿病の値が良くなるというデータもあるそうです。目は突然見えなくなりますから。とにかく一つの内科だけでなく、眼科、歯科とも連携してくださいね。(糖尿病手帳を持っている人なら知っていると思うけど)ご家族の方も、一緒に知っておいたほうがいいと思います。将来、大変な思いをして介護するより、元気なうちに健康管理をしておきましょう。

私?私は、上記の「最新の薬で食欲をコントロールしましょう」の先生に同意です。これも膵臓や肝臓が元気なうちにしかできない治療法ですからね。眼科も歯科も行ってます。だからリベルサスとトルリシティでできるところはやっていきたいと思っています。

どうかサポートよろしくお願いします。サポートしていただいた費用は、現在日本で双極性障害で悩んでいる方々をサポートされている協会に募金させて戴きます。つらいことも多い障害ですが、理解者が一人増えるだけで自死する人は減っていきます。死んでいい人なんていません。理解だけでも感謝です。