好きという気持ちはスパイスだ

昨日、新宿御苑に花見に行った。

満開の桜

そういえば・・数年前にもお花見に行ったことを思い出し
その時はまだコロナ禍で、確かレジャーシートを持ち込んで
はいけない・・のように言われた気がする。
たぶん、密を避けるためにこのようなルールが設けられたと思う。
その数年前のことを思い出し
誰と行ってどんな気持ちでどうだったか・・
ということを一通り思い出し
ふっと思ったことは
誰それを好きだったという気持ちはスパイスであり
そのスパイスは種類にもよるけど変化しそのうち
感じなくなるものだなと感じた。

もしそのスパイスが残っていると
その場所とか
景色とかに対しても
「ああああ・・・あの頃は・・」という
悲観した気持ちになるのだと思うけど
それは一時のことで時間は薬とは良く言ったもので
スパイスが感じなくなると
心が平坦でいられるんだと。

私がいつも使用しているテレビの録画機能で
キーワード入れるとその番組が勝手に録画されるように
なる。
例えば好きな俳優の名前を入れると勝手に録画される・・
しかし、もう興味がなくなった＝スパイスが切れた
ので、キーワードを削除したのだけれど
なぜか勝手に知らぬうちに録画されており
しかもその俳優が割と脇役が多く、連続モノのドラマに出ていると
再放送まで勝手にバンバン録画され・・
録画された番組欄を観るたびに
「もう違うんだってば！きーっ」
となる。取説を読んだら
「そのような場合はサービスセンターに一度持ち込んで・・」と書いてあったので諦めた。もういいのよ。ほんとに(-_-;)

つまり、スパイスが切れるってことは
執着がなくなるってことなんだな。