答えのない答え探し

毎年、悩む写真撮影依頼があります。

それは遺影写真。

ご本人のためでもありますが

残された家族、友人、知人がどこかのタイミングで故人を思い出す

大切な1枚

いつも無表情だったあの人

でも遺影写真は凄く素敵な笑顔で笑っている

いつも笑っていたあの人

でも遺影写真では仏頂面をしている

どちらも、誰かにとっての「あの人」の表情で

その差は「あの人」との関係性が生んだものでしょう。

写真という色々な人生に関わる仕事をしている側としては

1番難しい答えのない答えを探す時間です。

僕がいまこれを読んでいる方に伝えられることがあるとするならば

仏頂面で写っている写真はやはりどこか寂しいものがあります。

笑うのが苦手な人もいると思いますが

誰かのために1枚笑った表情の写真を残してあげてください。

あなたの笑顔には、誰かを幸せにする力が必ずあります。

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