【月刊あめのもり】2020年10月「きほんルールそのいち。そのきほんルールをきちんと更新する!?」
さあ、今月も月1コラムがやってきました。
先月のコラム(気になる方はコチラを)で紹介した「雨森武志のきほんルール100」。
自分自身に100個のルールをもうけて、
順番に更新していくというインスタでのプロジェクトです。
このコラムで紹介するために、まず10個をいっきに更新して(これはやりました)、
その後は、2日に1個ずつくらいを更新するつもりで、
100個のうち70個を用意した状態でスタートしたのですが……
習慣づいていないというのは恐ろしいものです。
忙しさを理由に、まったく更新できなかった!
それもあってか、ぜんぜんフォロワーも増えなかった!(当たり前か……)
ということで、急遽さらに5つを更新し、
その内容を少しだけ振り返っていく形で、
今月の月1コラムとします。
さあ、ここからは定期的に更新していくぞ!
(この記事は2020年9月30日に株式会社アイタイスの公式サイトに公開されたものの転載になります。)
そもそも、どんなもの?
まずは最初のポストで書いた、プロジェクトの説明文を引用してみましょう。
はい。まあこの通りなんです。
ことの発端は、数ヶ月前。
とある企業の行動指針の策定に携わり、
クライアントもプロジェクトチームを結成して、
すごく前向きに取り組んでくれていました。
それが僕の中で、すごく有益なものになった気がしたんです。
そもそも引用の中にもありますが、
ルールが明確になっていることのメリットは明らかで、
定められたルール上に、個人の自由な発想や行動が乗っかっているのがベストな状態だと思います。
まずはルールづくり、仕組みづくりが大切。それが組織においての定石です。
なんですが、それって個人にも当てはまるんじゃないの? と感じたのがきっかけです。
100個にしたのは、言わずもがな松浦弥太郎さんのパクリ(笑)
そういえば、今まさに日経の「私の履歴書」で連載されている
KDDIの小野寺さんの記述の中にも同じようなくだりがありますね。
京セラの稲盛さんがつくった「京セラフィロソフィ」に倣って、
「DDIフィロソフィ」をつくった、みたいな。これがまさに行動指針ですね。
ちなみに、例えば僕はここ2〜3年、
来る日も来る日も同じ服を着ていて(洗濯はしていますよ。同じ服を何枚も持っているだけ)、
そういったものも、いわば基本ルールなのですが、
それに関しては、もうここに掲げなくても当たり前のようにできるので、ここでは省いています。
「やれないことは書かない」「書かなくてもやれることも書かない」というのが大前提ですね。
では、先月末にあげた10個と、先日あげた5個の計15個を、
今日は更新した順番ではなく、カテゴリごとに見ていきましょう。
本当はここに「更新すると決めたものは、きちんと更新する」を追加したい!
情けない限りです……。いや、今度こそは!
1:「生き方」に関するルール
『ため息は、暴力。』
家でも会社でも、周りに人がいる時にはため息をつかない。
これ、難しいです。なんか、特に意味もなくついてしまう。
だからこそルールにしました。
『見た目至上主義。』
見た目と言っても、別にイケメンであれとか、そういう意味ではなく、
またブランド品を身に着けろとかっていう意味でもありません。
清潔感があって、自分なりの美学にかなった見た目を保つ。
どんなときでも、人とあって恥ずかしくない状態でいる。
仕事でのアウトプットの品質と同じくらい大切にしたいですね。
『迷ったら、定番品を買う。』
若い頃はむしろ「定番品は選択肢から外す」というのが
自分の中で大切な価値観でしたが、やはり年を重ねて、考え方は変わりますね。
特に理由がなければ、定番品を買う。そう決めています。
ちなみにそのコンセプトをそのままブランド化したのが、
僕も一部愛用している『THE』ですね。
『22時以降、スマホ禁止。』
なぜ22時かというと、
息子の寝かしつけが完了するのが、だいたい22時だから。
そこから寝るまでが、僕の中では非常に大切な時間になります。
それをスマホやSNSに奪われるのはもったいない。
いまは充電器を自分の部屋ではなく、玄関に置いていて、
22時から朝起きるまでは手にしないようにしています。
『芸能・ゴシップネタのネットニュースは見ない。』
これも本当に難しい。
なにせ相手はグーグル、ヤフーという人間の心理や行動をすべて把握している強敵ですから。
僕が興味を持ちそうなタイトルをエンドレスで表示してきます。
その誘惑に負けていくつかの記事を見てしまったとして、
そこに有益な情報があったかというと、大抵の場合、ゼロなんですよね。
もちろん時間に余裕があれば、そこまでストイックにならなくてもいいんでしょうけど、
今の僕はやはり仕事や子育てで忙しい。
何も残らないことに時間を割くのは避けたいところです。
『上質でシンプルが8割。個性を出すトガリが2割。』
これももっと若い頃であれば、8:2なんて比率ではなかったと思いますが、
今は長く着れる、シンプルで本質的に良いものを選びたい、というのがベースにあります。
でも昔の名残なのかな……。やはり自分らしさというか、もしかしたら周りが設定した
「アメヤン(=僕のあだ名です)らしさ」みたいなものも取り入れたいという気持ちもなくなりません。
ということで、8:2のブレンドで。
『体の変化に敏感に。』
地味ながら、非常に的確なシグナルを送ってくれるのが、この3つです。
その信号に対して常に敏感な状態をキープし、キャッチしたらきちんと病院にいく。
当たり前のことなんですが、やはり面倒くささが立ちはだかりますよね。
『帰宅後すぐに、かばんの中身をすべて出す。』
カバンの中に入っているものを
すべて把握できない状態は、非常に気持ちが悪いですよね。
また、その中身の最適化をはかるためにも、常に更新しつづける必要があります。
そのためには、毎回、いちど全部出しをすべきですよね。
2:「仕事」に関するルール
『決まった時間以外、外部とは連絡をとらない。』
一般的に仕事においては「即レス」が価値とされていますが、
とはいえ我々は救急病棟で働いているわけではなく、
1分1秒を争うかと言われると、そうではありません。
むしろクライアントのことを大切するためにも、外部との連絡に時間を割かない時間をつくる。
それがアイタイスの決まりです。
ただ丸1日ほったらかし、なんてことはないので、ご安心を。
『商談はアナログで。パソコンは開かない。』
そもそも打ち合わせに置いて手書きのメモは最強です。
重要な部分を強調したり、関係性のある要素をつなげたり、
そんなことをあそこまでフレキシブルに、視覚的に叶えてくれるツールはありません。
と、わかってはいるのですが、やはり面倒くささが勝って、
パソコンを開いてしまうことがあるんですよね……。
自戒の念を込めまくって。
『部下を信じる。無条件に、どこまでも。』
ここでは大事なのは「担保つきの信用」ではなく「無条件の信頼」。
これは部下だけでなく、外注しているクリエイターたちにも言えることです。
みんな、信頼してるよ。
『1日の終わりは、机の上に何もない状態に。』
これは会社のルールにもしているし、
自宅でも寝る前には、自分のデスク、ダイニングテーブル、リビングのローテーブル、
すべてをこの状態に戻すのが僕のルールです。
精神的なリセットの意味合いが大きいですね。
『外部への連絡は、7時から、21時まで。』
助成金の申請代行をお願いしているとある業者さんが、
いつも夜中の2〜3時にチャットで連絡を入れてきていました。
それを見たときに感じたのは「夜中まで頑張ってくれてる!」ではなく
「なんて不快なやつなんだ!」っていう、どこまでもネガティブな感情でした。
自分も注意しないといけません。
3:「家族」「じぶん磨き」に関するルール。
『子どもを、頭ごなしに叱らない。』
子どももまだ小さいので、やはりうまく意思疎通できないことは多々あり、
急いでいること(これもこっちの都合)を理由に、ついついきつく怒ってしまうこともあります。
そしてその後に訪れるのは、いつも後悔の念。
まあ子育てあるあるだとは思いますが。
頭ごなしに怒っても、何も解決しませんよね。
『体重管理。理想は60キロ。絶対に65キロは超えない。』
そもそも僕は食べることが大好きなので、油断するとヤバいです。
特に半年ほど前、自粛期間は恥ずかしい体型でした。
いまけっこう戻ってきていますけどね。
はい、今日はここまで。
とりあえず15個を簡単に紹介しました。
冒頭に書いたとおり、すでに70個は用意していて、
最終的には本にして持ち歩きたいとすら思っています。
みなさんも、ぜひインスタのアカウントをフォローして応援してください。
さて、来週末は、弊社の西村がずっと制作のお手伝いをさせてもらっていた
『革とモノづくりの祭典 浅草エーラウンド2020秋(オンライン・ライブ配信)』がついに開催になります。
僕も生放送のMC役として、たくさんの番組に出演する予定ですので、
みなさん、ぜひご覧ください。詳細は公式サイトより!
革とモノづくりの祭典 浅草エーラウンド2020秋(オンライン・ライブ配信)
ではまた来月!
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