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星のお話会をやろうと思ったわけ

2020年の12月から「星のお話会」なるものを始めました。
私がコミュニティーとして入っている「麹の学校認定講師グループ」の中で「星の話聞きたい!」と手を挙げてくれた人たちに向けてこれまで8回に渡って星読みの基礎のお話をしました。
8回で一通りのお話が終わって、ここまで知っていたらあとはコツコツと自分で星読みの練習をすれば、自分の取り扱いが楽になって、自分の人生をまる肯定できるかなというところまで行きました。ということで、このグループでの星読みのお話は一旦終わろうと思っています。
その8回目である質問を受けました。
「そもそも、優子さんはどうして星のお話会をしようと思ったんですか?」と。

確かに。どうしてだろう?
なんで時間を取ってこんなに丁寧に星読みのいろはをお伝えしてるのだろう?

一瞬考えたけれど、すぐに「お話会しよう!」と思った時の光景が浮かんできました。

「麹の学校認定講師」のLINEグループがあって、そこでは麹のこと、発酵のこと、それぞれの活動の中での疑問、質問、講座の話などが盛り上がるのですが、時々麹のこと以外の話題も上ります。

ある時、満月のことが話題に上りました。月のことや星のこととなると、話したいことがたくさんあってムズムズしてきます。ある方が、「今日は満月だけど、曇りだから見えない」とコメントされました。それを見て、ちょっと残念だなと思いました。

麹の学校認定講師の皆さんは、日本だけではなく世界のあちらこちらに滞在していて、自分で麹を作って、甘酒はもちろん、お味噌や醤油、味醂などの発酵調味料を育て、発酵的な生き方を実践している前向きで意識の高い、そして感性のとても豊かな素敵な方達です。

そんな感性溢れ、向上心の高い方達が、月や星と自分を切り離しているのは残念だなと直感で思ったのです。なぜなら、月も星も例え曇り空で地球からは見えなくても、その雲の向こうには必ず存在していて、私たちとつながってるからです。太陽も、夜になると自分の居る場所からは見えないけれど、宇宙には存在しています。そして、私たち一人一人はもちろん、地球の全ての生き物と繋がっています。

地球で生きていると、見えるものだけ、形のあるものにだけ注目しがちで、地球が宇宙ともにあること、私たちがあらゆるものと一つに繋がっていることを忘れてしまいます。

西洋占星術では、私たち人間は、太陽系に存在する、太陽を含めた10個の星の種を持って生まれてきていると考えます。そう。生まれた時からずっと、空の星々と私たちは共にあるのです。この星たちが、私たちが生きて人生を体験していく中で、様々な働きをすることで私たちの人生は彩り豊かになり、魂の成長に向かって歩き続けることができます。

曇っていても、月はあること。
私たちは一人一人に自分だけの月があることを、この素敵な方たちに伝えたい!

そんな衝動に駆られて、「星のお話会します!」とつい口走ってしまったというわけです。

なので、初めは10個の星が私たちの中にすでに存在するのだというお話だけするつもりでした。まさか、そこから進んで星読みのいろはを、8回に渡ってお話しするようになるとは、思ってもいませんでした。

毎回毎回、ZOOMで参加してくれる方達は、それはそれは熱心に話を聞いて、メモを取ったり、自分のホロスコープを読むためのワークシートを作ってどんどん進化させたりと、想定外の嬉しい反応を見せてくれました。そこで私も腕まくりをして、溢れ出る「伝えたい」思いを言葉で表しながら、気がつけば人生初めての、星読み入門初級講座になっていました。


8回のお話会を通して、私は特に事前準備などせずに、その時に応じて出てくる言葉を連ねてお話ししたので、重複していたり、言葉足らずだったり、間違っていたり、話があちこちに飛んだりしましたが、皆さんの反応が嬉しくて、夢中でお話ししました。そして、皆さんの吸収の早いこと!

感性豊かで、モノの本質を見る力のある方達と作るコミュニティーの居心地の良さを改めて感じています。

星読みという共通言語で話しができる仲間を増やしたい。

そんな思いがむくむくと湧き出てきています。

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