運命の出会い。
みなさん、運命って信じますか。
運命の出会いってあると思いますか。
おそらく多くの人が、多くの映画や小説が議論してきたであろう議題。
私は、、、
少し前置きが長くなりますが今日は運命の出会いについて書いてみたいと思います。
私は中学でソフトボール部に在籍していました。
ピアノ、お箏、音楽クラブと何かと音楽と縁があったので家族はみんな吹奏楽をやると思っていたし、私自身もそう思っていました。
運動はからきしだめ、本ばかり読んでいた私がソフトボール!?と誰からも驚かれました。
それまでの私の人生において唐突なことでありながら、この選択が今の私の価値観や人間関係の構成において大きな分岐点になる選択だったと思います。ソフト部自体に人生を変える出会いや新たな道があったとかでもなんでもないのですが、なんとなく。でも絶対にここ。
ソフト部に入ってわかったのはやはり運動がからきしだめだということ。高校は絶対に音楽をやると早々に決めました。
そして管弦楽部があることを理由の一つに県内の公立高校を志望。高校では管弦楽部に入りました。
高校は管弦楽の他に名門の吹奏楽もある学校でした。もし中学でソフトをやっていなかったら吹奏楽を続ける一択だった。この選択はなかった。
運命の出会い。
よく男女の間の出会いについて使われることが多いので私も例に倣ってもう少し話させてください。
私のいわゆる初めての恋愛は部内恋愛でした。
それなりに楽しくお付き合いして大学入学と同時に別れた恋ですが、あの時の選択が違ったら出会ってなかっただろうな、って。
それだけではなく、もし私が高校受験に落ちていたら。受験校を変えていたら。第一希望のバイオリンパートに通っていたら…
中学まではこの街に住んでる両親の元に生まれたから、地元の小中学校に行きました。でも、高校からは自分が選んできた学校。私が選んだ管弦楽部。縁がなかったバイオリンと、あった金管パート。彼にも彼なりの選択があって、あの管弦楽部でトロンボーンを吹いてたんだと思います。
一つでもずれてたら今の私も、惹かれ合うこともなかった。
私たちの選択が導いた、私たちで選んだ出会い。
これって運命じゃないですか。
何も恋愛に限った話ではなく、仮入部で会って仲良くなった友達も、同じ駅を使っててよく寄り道に付き合ってくれた子も、大学も一緒で変わらず仲良くしてくれてるあの子も、みんなそれぞれが今までしてきた選択があったからこそ出会えた仲間たちなんですね。
掛け違えていたらたとえ駅や道端でですれ違ったとしても、視界にも入らなかったであろう人たちが私にとってかけがえのない人になってる。
このありふれた奇跡を私は運命って呼びたいなって。
私たちの選択の一つ一つが今の私と私たちを導いてる。
そういえば私の好きなアーティストの「運命」と言う楽曲に、「辿ってきた軌跡が道になる」と言う詩がありました。
noteを初めて3週間ほど。いくつか記事を書いてきましたが、こんなに長く書くのは初めてかも。
「#あの選択をしたから」の募集を見かけて、前々から思ってた”運命の出会い”について書いてみました。
拙く長ったらしい文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
最後に、
みなさんは運命の出会い、信じますか?
それではまた。
2023.8.13
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