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【試写レポ】『バブル』オンライン試写会【27_2022】

ごきげんよう。雨宮はなです。
今回はFilmarksさん企画のオンライン試写会でアニメ映画『バブル』を鑑賞しました。この作品はNetflixで4月28日からすでに配信中で、劇場公開を5月13日に控えています。

今回はとくにイベント等ありませんでしたので、作品ついて語ります。
※今回はNetflixですでに配信されている作品のため、ネタバレを含みます。ネタバレNGの方はこの先に進まないでください。

人魚姫設定があまい

人魚姫をモチーフにしたキャラクター設定とのことでしたが、それであればヒロインの「hmm」の音が出た時点でアウトだと思います。それどころか、主人公の名前を呼んだり、「にんぎょひめは…」と絵本を暗唱し始めたりする始末。決まったメロディーを繰り返しますが、「人魚姫」というほど美声・歌に特化したキャラクターでもシーンもありませんでした。
そもそも、あの性格の主人公がいくら朦朧としているからといって「にんぎょひめ…?」なんて思いつくのが無理やりなんです。
全体的に人魚姫設定が無理やりすぎです。

パルクールに関する描写があまい

パルクールというスポーツを扱っているのにその魅力も伝わってきません。「重力がおかしなことになっている」という設定でとりあえず速さだけはあります、それで変な環境を疾走しているだけ。跳ぶときのドキドキや、着地するときのずっしりした感じは全く伝わってきません。キャラデザインと環境が変わったNARUTOを見ているような感じです。

世界観の構築があまい

そもそもなぜ泡が降ってきたのか、それが明かされることはありません。さらに、泡といいながら浮かんでいるものたちには弾力と質量があるような描写です。足場にして蹴っても弾けません。襲ってきたときの勢いなんかもあいまって、泡というよりはスライムでした。
それに、ラストシーンで主人公の周りをウロチョロする球体は声があてられていることもあり、ヒロインであることが確定していますが、それじゃあロマンもへったくれもない。「人魚姫は泡となってきえたのです」が全く踏襲されておらず、人魚姫設定のあまさにもつながります

主演2人の演技がひどい。

主人公とヒロインはプロの声優ではなく、映像俳優とタレントが担当しています。キャラクター設定に助けられてもひどいと感じる演技でした。私はタレント声優反対ですが、上手にやってくれる人がいるのは知っています。今回の2人は残念ながら該当しませんでした。

いくら周囲をプロで固めていても、1900円払って観に行く演技ではありません。監督は本当にアニメーションが好きなのか疑問に思いました。声の演技を軽く見ている、馬鹿にしていると感じます。

さいごに

人魚姫とパルクールと声の演技を雑に扱うだけ扱って、最後に残るものが何もありません。何がしたかったのか全く不明です。NARUTOがしたかったのか、ポニョがしたかったのか…。世界系アニメがしたくてまとまらずに失敗したんだなという印象です。何との関わり/戦いを表現してるのか、なにもわかりませんでした。配信のみで十分でしょう。

深夜アニメでならニッチなファンがついたかもしれない『バブル』は、Netflixで配信中、5月13日(金)よりロードショー!

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