精神科急性期閉鎖病棟の暮らし

どうも。ちょむ🍬AMe☔️です♪
つい先日まで私は精神科の急性期閉鎖病棟なるところに入院していました。もちろん、良いことでは無いですが、せっかくだし、入院生活について公開してみようかと思い立った故に書いてます😌
(病院生活について説明しますが1部記憶違い、或いは私の勘違いによる誤説明があるかもしれませんがどうかその点はご留意ください)

 私は入院をしていたと説明しましたが、一重に「入院」といっても、その内に3つの入院形態というものが存在します。
 1つ目が、「任意入院」!これはもうその名のまま、本人の入院したいという医師に基づき入院が決まるというようなものです。
 2つ目が、「医療保護入院」!こちらは医師によって『入院が必要である』と判断された際に、患者の保護者による同意に基づき入院をさせられるというものです。
 3つ目が、「措置入院」!これはあまり詳しくないのですが、都道府県知事の権限によって『入院しなさい』といった感じに入院させられる、完全な強制入院みたいな感じであらかた合ってると思われます。
 上記の3つの入院形態は、患者の病状によって変更されることがあります。例えば、初めは医療保護入院だった患者が、主治医の判断のもと、任意入院に変更されたりします。任意入院になると外出(院内散歩等)などの面で規制が緩和されたりします。
 私はこれら3つのうち、初めは医療保護入院で入院し、2月ほどした時に任意入院に変更になりました。

 (少なくとも私のいた)精神科急性期閉鎖病棟では、1日におけるスケジュールがあらかた組まれています。まず、6:00「点灯」、7:00「朝食及び朝の薬の配布」、次に9:30頃に「ラジオ体操と検温」があり、昼11:30に「昼食及び昼の薬の配布」、次に15:00、「ジュース代の配布」、18:00に「夕食及び夕方の薬配布」、21:00「寝る前の薬配布」、そして22:00に「消灯」です。
 日毎に多少スケジュールがズレる際はありますが基本はこの通りに毎日送ることになります。
 15:00の「ジュース代配布」というのは、患者が各自お金を持ってると紛失や誤飲等の危険性があるからか定かではありませんが、患者のお金の所持が認められていなく、毎日1本、ジュース代を15:00に貰って買えるということです。一応炭酸飲料も置いてあって、毎日の軽〜い楽しみの一つになってます。
 薬の配布は、各患者毎に薬を飲むタイミングもまちまちで、毎度飲むという人もいれば1日に1度だけという人もおります。私の場合はクエチアピンという薬を300mg分寝る前に飲まされてました。(帰って調べてみたら普通2〜3回に分けて飲むとか...めちゃめちゃ血圧下がってぶっ倒れそうになるからおかしいよなと思ってたら...)
 消灯後は、安全管理のため、看護師による各部屋の見回りがあります。
 ちなみに別に絶対スケジュール通りでなくてはならない訳では無いです。22時以降も起きて同年代の子とお話していたり、朝退屈故11時半の昼ごはんまでずっと寝てたりしました。(看護師によっては注意する人もいます😇)
 他にも、週間予定も存在します。まず、日曜日を除く各曜日では毎日OT(作業療法)で脳トレやストレッチ等が行われてたりします。私はほぼ参加したことないですはい。月曜、木曜、そして土曜に限り、入浴があります。毎日じゃないのはかなりきつかったです。ニキビできるし、最っ悪。火曜日には売店でのお買い物、日曜はベッドのシーツ、布団カバー、枕カバーの交換があります。売店では、予め入金がある患者に限り、1000円以下で各自買い物が出来ます。例外として措置入院の患者は伝票に買いたいものを書いて、看護師に代行で買ってきてもらうという形式になります。
 ちなみに私は「牛乳ごま白かりんとう」×2、「柿ピー6袋入り」×1「ごつ盛りカップ焼きそば」×2で計996円の買い方にハマってました✋

病棟の性質上、持ち込み品に関してのルールは特に細かく定められています。(以下禁止物)
カッター、ハサミ、ナイフ等の刃物類
陶器及びガラス製品
工具類
鋭利物及び針
紐類
火器類
香水及びマニュキュア類
アルコール成分を含むもの
漂白剤
ジェルボール洗剤
現金及び高額品
楽器類及びラジカセ
サプリメント及び市販薬
生物
生花
通信機器
遊具及びゲーム類
油性マジックペン
等です。個人情報保護の観点により、通信機器がダメな点と、ゲーム類の持ち込みがダメなのが特にキツかったです。
 紐類が禁止である故に、持ち込む私服のズボンは予め紐をハズすか、外せない場合持ち込みが許可されません。これは首を吊ろうとする人がいるからですね。はい。私も初め1週間くらいが特にキツくて首吊ろうとしてたらズボンから隠しとった紐見つかって没収されましたてへっ♪
実に禁止物が多くて肩身の狭い思いするかもですね。(ちなみにお金は事務による預りで、毎日100円事務費としてぶんどられます)

病棟内には1台、公衆電話が設置されていて、それを使って発信することが出来ます(消灯時間外)。原則発信専用故、外から患者に用がある際は、「𓏸𓏸病棟に入院してる◽︎◽︎(名前)の△△(関係)ですが」と言った感じで折り返しを求める必要があります。公衆電話による発信にはテレフォンカードが必要で、日曜を除く朝に、ナースステーションのカウンターにて注文出来ます。私の場合朝起きれないので仲良くなった子に代わりに注文用紙書いておいてもらってましたね...感謝感謝🙏

 入院患者とその関係者とで、主治医の許可の元、面会をすることが出来ます。原則平日及び土曜日は13:00〜19:00、日曜及び祝日は10:00〜19:00でできます。面会には、予め電話による予約が必要になります。面会の際に、危険物の持ち込みを避ける為、原則患者に渡すもの以外は病棟外のロッカーに入れさせられます。持ち込み品は看護師によって各品点検されます。面会者は基本病室に入ることは許可されません。そして、未就学児の面会は安全面を考慮し、全面禁止されています。

 治療が進んでいくと主治医の許可の元で外出や外泊が行われます。帰ったからも安全に過ごせるか、社会復帰ができるかを確認する必要があるのです。食事を止める必要がある際には発注から止める必要があるため、基本は3日前までに専用の願い書を提出する必要があります。外泊においては、厚生労働省の指導で、月ごとに、けい6日までになります(1泊2日▶︎3回まで、2泊3日▶︎2回まで)

 入院期間中、衣類の洗濯は原則患者本人或いはその家族にお願いされることとなります。希望によっては有料のサービスもあります。衣類の管理方法としては4つあり、
 1)自分で洗濯し、自己管理する方法
 2)クリーニング業者に洗濯依頼する方法
 3)リース業者を利用する(貸し出し服)(これは1日単位で料金が発生して、国民健康保険、社会保険の人は1日1045円、生活保護の人は1日385円取られます。コスパはかなり悪いです)
 4)家族に洗濯してもらって都度交換する方法
の4つになります。
私の場合は初めは4つめの方法で、最後の方は1つめの方法をしてました。(一時期事情ありきで3も使ってましたが...)

 病棟内には食堂、談話室に計2台テレビが設置されており、譲り合って使用できます。てっきりイメージしやすいような、各部屋にテレビがあるような感じなのかと思ってたのでちょっと意外でした。毎食事ごとに15分間、それと消灯時間には使わせて貰えません。(食事時間は別にいいと思いません???)

 病棟が精神科の病棟であるだけあり、暴力事件や、自殺企図等の事故が発生してしまう場合があります。その際、医療上やむを得ないと判断された際には、「隔離室」や「保護室」を使用したり、「身体拘束」がなされる場合があります。隔離室や保護室に入れられると、認められた時間以外は基本部屋で1人で過ごさなくては行けなくなります。基本的には、隔離室は状態が急を要する人が入れられて、保護室は暴力等、他の患者に悪影響を及ぼすような患者が入れられるようなお部屋です。隔離室とは、だだっ広い空間で1人で過ごすことになり、監視カメラが常に見ているという部屋です。保護室は、中にトイレがあるのと監視カメラがついてる部屋です。溺死を企図する人がいるからか知りませんが、そのトイレは外からしか流せず、流す際は看護師に頼む必要があります。
隔離室も保護室も少しだけ入ったことがありますが保護室に関してはほんとに惨めな思いになります🥲2度とあそこはごめんです

 隔離室や保護室を除く各部屋では、各部屋それぞれで鍵付きのロッカーが使えます。使用する際には承諾書を記入することになって、鍵の紛失時には2000円が取られます。買ったお菓子や本等をその辺に置いておくと平気で盗む輩がいるので使った方が絶対いいです。(鍵を紛失しなくても、ロッカーに落書きや大きな損傷があった場合には弁償させられます。)

 精神科急性期閉鎖病棟の説明は以上になります。なんか堅苦しい文面で疲れました。noteにカキコしたのは初めてでウブなので変に緊張しましたね。文面がおかしくても許してください😞病院の説明といっても結局はただの16歳の説明なので説明不足の点もあるかと思います。ごめんなさい。
 初めてのカキコは結構楽しかったです。もしかしたら以降もなんかあったらカキコとかするかもです。

長々とした説明の文に付き合ってくれた人、もし居ましたらお付き合い頂きありがとうございました🙏

 

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