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想いはあるべき場所へ還る

空港は誰にとっても特別な場所だと思う。
理由は至ってシンプルで、誰かの人生に変化が起きる時に登場することが多いから。個人的な感覚かもしれないけれど、単純に移動手段を備えている場所ではない気がするのです。

わたしにとって空港という場所は、自分が一歩踏み出した時に見る最初の景色。イギリスに帰る時も、留学の時も、ふらっと日本が窮屈に感じて外に飛び出す時も、自分探しみたいな青臭いことしてた時も。たくさんの希望と夢を詰め込んで、文字通り飛び立ってきた。

一方で、空港に来るとノスタルジーに囚われて、自分のなかに抱えてる寂寥感や感傷を嫌ってほど自覚させられる。これは空港とか関係なく日常を過ごしていも同じだけれど、大事な仲間に「もう一生会えないかもしれない」という感覚がどこか無意識にあるからかもしれない。生きていく限り、得るものがあれば失うものがあるから。

ちょっと話は逸れたけれど、これから3ヶ月ほど旅行に行ってきます。
合計7ヵ国、一人旅もあったり、大好きな仲間たちと旅する予定です。
どんな旅になるか分からないけれど、色々自分の中で抱えていたものに決着をつけに行ってきます。ずっとしがみついていたというか、握りしめてきた夢だから、それを手放した時にどうなるか怖いけれど、今回の全ての旅行を終えたあとに見える景色が楽しみです...

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