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ブタ。をプロデュース 「愛して止まないものを語る。人前で話すのは好きですか?」

人前で話すって、憂鬱だったはずなのに

人前で話すのは好きですか?
私は、人前で話すことができたら、人生変わっていたと思う。
人と話すことは大好きなのに、大勢の人前で話す機会からは逃げて生きてきた。
ジョブズがもし人前で話せない人物だったのならAppleはどうなっていたのだろう。

改めて言うが、私は、何があっても、人前で話さないポリシーを持って生きてきた。
なのにこの1年、なぜか大勢の偉い人たちを相手に、釈迦に説法をするような話をしないといけない状況に強制的に追い込まれた。非常に絶望的な気分におとしいれられていた。

1度目は頭が真っ白になり、完全に失敗。
2度目は、準備をかなり頑張って乗り越えた。
3度目は、準備をかなり頑張ったのに、直前に内容を変更されるというハプニング。その時はe-Learningの講師だったので、資料と台本を急いで作り直してなんとか乗り越えた。

全然慣れない。
才能ない。
これは最悪な人選だ。
もう、次は断る。
ずっとこんな気分で憂鬱だった。

ところが先日、何故か人前で話して楽しくなることがあった。
子供のクラスでの保護者会。
周りの父母は自己紹介で、みんな子供についての悩みを語っていた。
なのに私は、トリでうっかり自分の読書愛について語ってしまった。
説教くさかったに違いない。
普段ブクログやnoteにアウトプットをするようになっていたためか、口からスラスラと話が出るは出るは。
愛して止まないものって、意外に話せると気がついた。普段からのアウトプットの大事さを実感した。
聞かされるほうには、どのくらいの興味があったかわからないけれど。
アドラー心理学について、子供と親の課題の分離が大事とかなんとかと話した気がする。饒舌に話していたので、もっといろいろ語った可能性もある。すでに思い出せない。
そして最後に『嫌われる勇気』をおすすめしておいた。
なんでだろう。楽しかった。
アリストテレスのパトスってこう言うことかもしれない。

でも、まだやっぱり人前には出たくないので、ひっそりと暮らすのが正解かな。どうだろう。

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