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ブタ。をプロデュース「悪口の怖いところは依存症になることです。勝間式 人生戦略ハック100とモンク思考と悪口本」

悪口を言う人との 付き合いはほどほどに

悪口の怖いところは依存症になることです。悪口を言うと、憂さが晴れたようにスカッとします。でもそれは一瞬のことなので、すぐにまた悪口を言いたくなります。すると、人の粗探しをするようになります。人にはいいところと悪いところの両方があるのに、悪いところしか見られない人になり下がるのです。
イライラが溜まると人の粗探しをして、悪口を言ってスカッとするということを繰り返すのは、悪癖以外の何物でもありません。
よく、悪口を言うと自分に跳ね返ってくると言われますが、まったくもってその通りだと思います。
そういう人と一緒にいると、自分の運気も下がるリスクがあるので、私は必要最低限の付き合いで留めています。悪口をよく言うから、ということを理由に関係を切る必要もありませんが、積極的に付き合うこともない、という距離感を保つようにしています。

一生自由に豊かに生きる! 100歳時代の勝間式人生戦略ハック100/勝間和代 著


悪口に悩まされることってないですか?

悪口、陰口なんて、世の中にあふれていますよね。

私は、度々、悪口過多な人に悩まされることがあるので、勝間さんのライフハックいいなと思い、覚書として記事にした。

そんな私だが
「あの人の悪口、ひどいよね。口を開けば、悪口ばかり。あの人、しんどい」
という悪口を、別の人に言ってしまい、結局同類になるという二重の苦しみにおちいる。

悪口なんて、スルーが1番だ。
真剣に話を聞くから、しんどくなる。
そんなの放っておけ。

と、わかっていても、モヤモヤを誰かに話したくなってしまう。

最近再読した『モンク思考/ジェイ・シェティ著』にも、他者を非難し、自分も同じ過ちを犯してしまうという、私みたいな話があった。

人を非難する
 他者を差別することも、外見でランク付けすることも、排除することもなくなったとしよう。それでも僕らは、他者──同僚や友人や家族──を非難して、優越感に浸ろうとする。
   こんな禅の話がある。4人の僧侶が集まって、完全な沈黙の中で7日7晩、瞑想することになった。1日目は順調に進んだ。ところが日暮れが近づくと、一人の僧侶がそわそわし始めた。明かりを灯す係の僧侶が、ぴくりとも動かず、坐り続けているからだ。そわそわしていた僧侶が、ついに口を開いた。「友よ、もう明かりを灯す時間ですぞ!」
 それを聞いて、別の僧侶が叫ぶ。「今、沈黙を破りましたな!」
 そこへ、もう一人の僧侶が割って入る。「なんと愚かな。お二人とも沈黙を破ったではないか!」
 すると、4人目の僧侶が仲間たちの顔を見て、にんまり笑う。「おや、おや、おや。黙っていられたのはわたしだけのようですな」
 結局のところ、4人の僧侶はそれぞれに沈黙を破った仲間を非難し、そうすることで、自分も同じ過ちを犯してしまった。この話は人を非難するということの本質を突いている。つまり、人に向けた非難は、いずれ自分に返ってくるということだ。高い基準を満たせない他者を非難すれば、僕らは、さらに高い基準を満たせずにいることになる。
 僕らが誰かを非難する場合、たいていは、相手に自分の短所を指摘されないように注意をそらすためか、自分で自分の短所を見ないようにするためだ。心理学では、自分にとって受け入れがたい感情を他者の感情であるかのように扱う傾向を「投影」と呼ぶ。しかも、この投影はしょっちゅう起きる。だから、今度、誰かを非難したくなったら、いったん立ち止まって、自分に問いかけよう。「わたしが相手のあらを探そうとするのは、自分自身の不安な感情から目をそらしたいから、あるいは、相手に不安を悟られないようにするためではないか? 自分の弱さを相手に投影しているのではないか? そのどちらでもないとしても、非難している相手より自分のほうがすぐれていると言えるだろうか?」最初の二つの問いの答えは人によって違うかもしれない。けれども、三つ目の問いの答えはつねに「ノー!」だ。

モンク思考/ジェイ・シェティ 著

僧侶でさえ、他者──同僚や友人や家族──を非難して、優越感に浸ろうとするのだから、きっと誰にとっても、悪口を制御するのは大変なことなのだろう。

『モンク思考』は、私の人生を良い方向へ変えてくれている。

悪口が依存症であるとすれば、そんなに簡単には治らないだろうけれど。

悪口を聞いたら、瞑想でもしていよう。
自分のことを棚にあげないで、生きてみよう。

とはいえ、ちょっとの悪口くらいは、人生のスパイと思って許すことも大事かも。

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悪口本をおすすめする 文豪の悪口

昭和の文豪たちの『悪口本』を読んで、まさかの悪口に感動してしまった。
特に、坂口安吾が太宰治にあてた悪口が、心にグッときた。
こんな素晴らしい悪口もあるなんて。

誰かを感動させるくらいの言葉を使えるのなら、悪口を好きなだけ言ってもいいのかもしれない。

[内容]
文豪と呼ばれる大作家たちは、悪口を言うとき、どんな言葉を使ったのだろうか。
そんな疑問からできたのが、本書『文豪たちの悪口本』です。
選んだ悪口は、文豪同士の喧嘩や家族へのあてつけ、世間への愚痴など。随筆、日記、手紙、友人や家族の証言から、文豪たちの人となりがわかるような文章やフレーズを選びました。これらを作家ごとに分類し、計8章にわたって紹介していきます。
川端康成に「刺す」と恨み言を残した太宰治、周囲の人に手当たりしだいからんでいた中原中也、女性をめぐって絶交した谷崎潤一郎と佐藤春夫など、文豪たちの印象的な悪口エピソードを紹介しています。
文豪たちにも人間らしい一面があるんだと感じていただけたら、うれしく思います。

[目次]
一、太宰治の章
二、中原中也の章
三、無頼派×志賀直哉の章
四、夏目漱石の章
五、菊池寛×文藝時代の章
六、永井荷風×菊池寛の章
七、宮武外骨の章
八、谷崎潤一郎×佐藤春夫の章

彩図社 ホームページより

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ケセラセラ
なんくるないさ
明日は明日の風が吹く
人生はブーメラン
豚は豚


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