アルファベットの成長エンジン：クラウドとAIが牽引する最新決算【4-6月/Q2,2024】

”当四半期の好調な業績は、検索における継続的な強さとクラウドにおける勢いを浮き彫りにしています。当社は、*AIスタックのあらゆるレイヤーで革新を進めています。当社の長年にわたるインフラストラクチャーのリーダーシップと社内研究チームは、テクノロジーが進化し、今後多くの機会を追求する中で、当社を有利に位置づけています。”

スンダル・ピチャイCEO

*AIスタックとは、AI技術を構築・運用するためのソフトウェアやハードウェアの層（レイヤー）を指します。

7月23日、アルファベット（Alphabet Inc,NASDAQ: GOOG, GOOGL）は6月30日に終了した第2四半期の決算を発表。今回の決算発表は、同社のAI技術とクラウドサービスの急成長が全体の業績を押し上げたことを示しています。ビッグテック、マグニフィセント・セブンを中心に繰り広げられる、AI分野での激しい競争は、まだ始まったばかりです。

*マグニフィセント・セブンとは米国の主要ハイテク企業7社を指し、Apple、Microsoft、Amazon、Google（Alphabet）、Meta（旧Facebook）、NVIDIA、Teslaが含まれます。