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マドレーヌの作り方|YouTube動画 #04

こんにちは。
「菓子工房ameiro」店主のあめいろです。

今回のYouTube動画はマドレーヌでした。

ご覧いただいた皆さま、
本当にありがとうございます^^



マドレーヌを作りました


マドレーヌは、シンプルな材料だからこそ、
選ぶ材料によっても仕上がりに大きな差が出ます。

作り方自体は、
ひとつのボウルの中で材料を丁寧に混ぜ合わせ、
型に流し入れて焼くだけなので、
ぜひぜひ作ってみてください^^

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【材料】
発酵バター      125g

卵          2個
はちみつ       20g

ベーキングパウダー   2g
ゲランドの塩     1g
上白糖        105g
アーモンドプードル   16g
薄力粉         80g
準強力粉        27g

レモン果皮      1/2個分
レモン果汁      10g
バニラオイル      少々


【作り方】

1.鍋にバターを計り入れ、火にかけてとかす。
  ※そのまま常温へ置いておく。
2.ボウルに粉類を全てふるい入れる。
3.別のボウルに卵を割り、
  ほぐしてからはちみつを入れて混ぜ、
  ごく弱火の直火にかけて人肌まであたためる。
 ※卵に火が入らないよう、
  常にかき混ぜながらあたためてください。
4.2のボウルに卵を2回に分けて入れ、
  ホイッパーで丁寧に混ぜ合わせる。
5.レモン果皮を入れて混ぜ合わせる。
6.とかしバターを40℃にしてから加え混ぜ、
  バニラオイルも加えて混ぜる。
7.レモン汁を加えて混ぜ、生地が滑らかになったら
  ラップをして半日〜一晩、冷蔵庫で寝かせる。
8.冷蔵庫から生地を出し、
  ゴムベラでひと混ぜしてから絞り袋に入れる。
9.型に均等に流し入れ、
  200℃に予熱したオーブンで6分、
  170℃に落として5〜7分くらい焼く。
 ※焼きムラが出ないように、
  途中で天板の前後や上下を入れ替えてください。
 ※焼成温度や時間は、
  お手持ちのオーブンや型によって異なります。
  指で生地の真ん中を押した時に、
  適度な弾力が出るまで焼いてください。



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ゲランドの塩


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私がお菓子作りでいつも使用しているゲランドの塩。
お菓子作りはもちろんのこと、
パン作りやお料理にも本当におすすめです。

フランスのブルターニュ半島で作られる天日塩。
塩職人が伝統的な製法を守り続け、
添加物も一切使わず、手作業で収穫されています。

尖った塩味ではなく、
甘みを感じるほどまろやかな味わいで、
組み合わせる素材のおいしさを
最大限に引き出してくれます。

加える量はごくわずかですが、
お菓子の仕上がりを大きく左右するので、
ぜひ使ってみてください。

ちなみに、我が家にはゲランドの塩しかないので、
普段のお料理はもちろんのこと、
銅鍋を磨くときにも使用。。笑

もったいないので、
安いお塩を購入しようと思いながら早8年…
そろそろ買います。



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マドレーヌのルーツ


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フランスの伝統菓子、“マドレーヌ(madeleine)”。

名前の由来について聞いたことはありますか?


実はさまざまな説があり、
現在でも本当のところは分かっていません。

今回は、最も有力な説についてご紹介します。



時は18世紀中頃。
フランスのロレーヌ地方を治めるスタニスラス王がコメルシーで晩餐会を開いていました。
その際に、パティシエが仲間と口論の末出て行ってしまい、困った料理長が有り合わせの材料でメイドにお菓子を作らせました。王や宮廷の人々は大絶賛し、メイドの名前にちなんで「マドレーヌ」と名付けたのです。

ところで、スタニスラス王にはマリー・レクチンスカ王妃という娘がおり、彼女はルイ15世に嫁いでヴェルサイユ宮殿で暮らしていました。
彼女の元へもマドレーヌを送ると、宮殿内に止まらず、瞬く間にパリ中へ広まっていったといいます。

その後、門外不出といわれていたマドレーヌのレシピは、コメルシーの菓子職人によって高額で買い取られ、世界各国に広まっていったのです。


他にも諸説ありますが、
「フランスのコメルシー発祥であること」と、
「マドレーヌという女性が作ったこと」という点に関しては共通しているようです。


普段は何気なく食べているお菓子でも、
ルーツや由来について調べてみるととても面白いですよね^^


今すぐには難しくても
フランスへ直接足を運んで、
本場のマドレーヌを食べ比べてみたいものです。


最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました^^