春の音連れ

みなさん季節の行事なんか、楽しんでますか~。

子供の頃は、貧乏ながらも季節事の行事って楽しかった記憶がある今日この頃。

大人になって、結婚もしてない、子供もいない自分にとって季節の行事ってだんだん忘れていっちゃいますよね。

最近はコンビニやスーパーに行けば、それらしい催しはやってます。

しかしそれだけじゃないんです。

まずは春。

雛祭り(もものせっく)

これは、女の子の幸せを願う行事ですね。

雛人形を飾ったり、ももの花やひなあられをそなえごちそうを食べます。

ひな祭りのはじまりを、知っていますか?

昔は、お金持ちだけが紙や木で人形を作り、その人形が娘の代わりに病気や悪い事をもっていく事を祈って川や海に流しました。

やがて子供たちの間で人形で遊ぶことが流行りました。

人形はどんどん立派になり、家の中に飾られるようになりました。噂が広まり貧しい町の人たちも、女の子の幸せを願う行事が広まったのです。

ひな祭りの食べ物

はまぐりのお吸い物

はまぐりは2枚の貝がぴったり合わさる事から、よい結婚相手に会える事を願って食べます。

最近では家にひな壇を飾れない事情があったりしますよね?どうすればいいか?

大丈夫です。

デパートや公民館、最近では外に飾るなんて所もあります。そういった所を一緒に探して出掛けるのも楽しい思い出になるのではないでしょうか。

お花見

お花見と聞いてパッと思いつくものはなんでしょうか?

私は桜

人を引き付ける花の一つ。

桜前線なんて言葉が、あるくらい多くの方に注目されています。

咲きはじめも綺麗だし、満開になっても、夜見ても、風で吹雪いていても綺麗です。


桜の花見は農耕に結びついた重要な行事でした。「さ」は田の神、「くら」には神座(神のいる場所)という意味があり、さくらは田の神が山から降りてくるときに、一旦止まる目印となる木をあらわしています。「さくら」の代表を桜の木にあてがったのは、桜の花が稲の花に見立てられ、秋の収穫の占いに使われたからだそうです。

春に咲く花は他にもたんぽぽ、菜の花、蓮華草、はるじおん、かたばみ、のあざみ、チューリップ、パンジー等々、たくさんの花が見られます。花の名前がわからなくても見るだけで楽しい気持ちになれるかもしれませんよ。

たんごのせっく(こどものひ)

男の子の健康を、願う行事(現在は男女関係なくこどもの日として祝日になっています)

飾りもの


強くなる事を祈って飾られます

しょうきさま
悪いものを追い払う中国の神様

金太郎
強くて、元気な男の子になるよう願う飾り

こいのぼり
中国には「滝を昇る事が出来た鯉は龍になる」という伝説があります。
男の子が将来立派な大人になる事を願って立てます。

春の色々な行事

入学式、卒業式

啓蟄(けいちつ)
冬眠していた虫が地中から出てくる事

彼岸(ひがん)
お墓参りに行きます。ぼたもちをそなえて食べます。

春分(しゅんぶん)
昼と夜の長さが同じになる日。春分を過ぎると、昼が長くなります。

穀雨(こくう)
米や野菜の生長を助ける春の雨が降る頃。

潮干狩り
浜辺であさりなどの貝をとって遊びます。

憲法記念日(けんぽうきねんび)
日本の憲法が施行された日

立夏(りっか)
夏がはじまる日。

母の日
お母さんに感謝を伝える日。(感謝を伝えるのは何時なんどきOK)

小満(しょうまん)
気候が暖かくなり、植物がよく育つ。