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寒さの質ってちょっと違う

草津に行ってきました。温泉です。
昨年は体調が散々で、旅行どころか日常生活もままならない感じだったのと、なんといっても疫病の流行しているさなかであったので、友人と旅行なんて数年ぶりのことでした。(もちろん、いまも疫病は流行を続けていて余談を許さない状況なのですけれど)

温泉を満喫して本日自宅に帰ってきたのですが、雪の積もっている土地の寒さと都会の寒さはずいぶんと質が違うなと思いました。

積もった雪が何かしらの湿気を空気に放っているのかツンとして寒くて痛いのだけれど、空気に潤いがあって呼吸が楽だったように思います。

首都圏の自宅は、底冷えのする鉄筋コンクリートの建物だというのもあるのですが、乾燥した寒さというのはジワジワと呼吸器を蝕んでいて、なかなか体力的に辛いところがあるなぁと感じました。

そんなこんなで旅行の疲れもあるけれど、まったくもって頭が働かないのと、乾燥で空咳が出るのとで、今日は1日ぐっすり眠ってしまっていました。眠くて仕方がないってやつです。

これはエビデンス不明の聞きかじった話ですが、車移動だろうが徒歩の移動だろうが(肉体的な疲労はともかく)移動にともなう負担や疲れは変わらないのだとか。眉唾ものですが、さもありなんという感じ。やはりどんなに快適に楽しく移動をしても、えもいわれぬ疲労感というものはあるのだな……というのを、久々の旅行で思い出しました。

土地の空気というものだけは、本当に行ってみないとわからないものだし、やっぱりそれって面白いことです。草津の空気が硫黄の匂いを含んでいることとか、神奈川の幹線道路沿いの街の空気がヒリヒリとかわいていることとか。なるべく元気に過ごしつつ、これからもそういうことを少しでも体と心で知れたら嬉しいなぁ。