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林家つる子さん真打ち昇進壮行落語会

割引あり

大変おめでたいことに、このたび大好きな他大学落研の先輩である落語家・林家つる子さんが女性初の11人抜き真打ち昇進となります。学生時代からの仲間で集まって、彼女をお祝いしようという会が1月24日にありました(ご来場およびたくさんお差し入れも頂戴し、ありがとうございます! 全部とっても美味しかったです)

なんとトークコーナーにお呼びいただきまして、ドキドキの気持ちで駆けつけて参りました。当時の飲みt……もとい友人のほとんどがプロの落語家になってしまって今でもビックリしているのですが、こうしてまた打上げでご一緒ができる日が来るとは思っていなかったので、非常に感慨深かったです。客席にも当時の仲間や先輩方がたくさんいらっしゃって、タイムスリップしたような心地。そして、こうして知り合いが駆けつけてくるのは、ひとえにつる子さんの人徳とスター性なんだよなぁ……と10年越しに眩しく思いました。

当日の様子

プロの落語家として活躍しているみなさんの芸の中に、学生時代から変わらない芯がちゃんとわかるのは役得であることだなぁ……と幸せな気持ちで客席や袖におりました。

特に、林家きよ彦さんがかけてくれた『追っかけ家族』は彼女が二つ目になって新作落語を作り始めた当初に、夜中に長電話しながら一緒に初期案を作った思い出の作品なのです。こんなに立派な鉄板ネタに育って……おばちゃん嬉しいわ……。

▼CDBさんが当日の詳細なレポを書いてくださっています▼


当日、特に私はすることがなかったので折り込みチラシの中に紛れ込ませる演者紹介を作成しました。出発1時間前に思い立ち、家のプリンターで作成したので印刷が荒れているところもありまして、申し訳ございません。通常の落語会では出演者を記載した当日ペーパーを配布することはほとんどないのですが、なんと今回は出番なしでトークのためだけにやってきた仲間が何人もいたので、手元に何かあったらいいなぁ……という思いつきでした。アメコはまったく違う業界でやっているぶん、ちょっと当時のことを振り返ってフリーな書きっぷりをしても、怒られが発生しないし。

ということで、当日ペーパーを以下に少し加筆して転載いたします。

あつまった演者のご紹介

みんな大学時代からの友人で、色々な場所で活躍しているのを観るのが嬉しいです。当日は都合がつかずに集まれなかったのですが、先日つる子さんと二人会をしていたどくさいスイッチ企画さんこと銀杏亭魚折さんは現在、順調にR-1グランプリを勝ち進んでいます。この人もすげぇんだ。

ーーーー併記は当時の高座名、()内はアメコからの当時の呼び名ーーー

林家つる子/中央亭可愛/ど家真ん中(かわいいさん)
みなさまご存知、落研界のアイドル(※当時)
とんでもない芸名で、実際にとんでもなかった。「HAHAHA!」というアメコミみたいな笑い方が楽屋に響き渡っていた。みんなの憧れ、輝く一番星。可愛い。

立川がじら/駿河炎誌(えんしさん)
某●点みたいな色の着物。痩せたガチャ●ン。
この人たぶん哲学科とかだろうなと思っていたら、実際にドイツ哲学を好んでいた。
 
桂鷹治(いまいちくん)
当時から凄まじい貫禄でおじさんっぽかった苦労人。
ちょっとナポレオンフィッシュに似てる。当落語会のチェアマン的存在①。

入舟辰乃助/Yo!二浪(ようじろうさん)
にこやかな笑顔から鋭い人物評が飛び出す。お酒を飲むとひな人形の下段の方にいるの人みたいな顔色。同大落研の先輩桜ん坊ぽん珍氏に対して、たまに手厳しい。
 
三遊亭伊織/古近亭雀志(じゃくしさん/じゃっく)
唯一無二の病弱キャラで、飲み会をかっさらう。
当時、人工透析室最強を誇っていたらしい。
 
桃月庵こはく(ますた)
謎の人徳の持ち主。声が小さいが、ちょいちょい面白いことを言っている。優しい人間。兼太郎の仲良し。当落語会のチェアマン的存在②。今回のチラシは彼の力作。

三遊亭兼太郎(Y切くん)
なんて卑猥な芸名だろうかとドン引きしていたが、実際は好青年。格闘技を嗜んでいるらしいと聞いて、アメコはビビっていた。こはくの理解者。
 
林家きよ彦/梅花亭梅殊(梅殊ちゃん)
北海道のギャルだ!!
大学1年時に流星のごとく全国に躍り出た。
つる子・きよ彦・アメコで何となく三人組感があった。
 
春風亭かけ橋(梶川くん)
よき後輩ムーブで好青年スマイルを浮かべているが、目の奥が笑っていないことがある。高座でミュージカルを披露し、1000人の客席を震撼させる。アメコの実弟にちょっと顔が似ている。
 
蛙田アメコ/柳ヶ瀬文月
なぜかやってきたライトノベル作家。柳ヶ瀬名義では落語×女子×時代小説お師匠様、出番です! からぬけ長屋落語人情噺(ポプラ社)を出版している。放送作家の武田さんこと桜ん坊ぽん珍さんから亭号をお借りしていた。なお、ここに書いてあることは、すべてこいつの偏見。

学生時代の高座名は、

※これより下には筆者の学生時代の高座名しか書いていませんので、ご購入いただいても得られる情報はほとんど、いえ、まったくもってございません。無です。虚無です。
※こちらの記事の売上については、他記事売上とは別用途とし林家つる子さんへのご祝儀に上乗せさせていただく予定です。

蛙田アメコ

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