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あるカフェでの出来事。隣の客が思った以上に理想高い。

つい先日のお話。私がよく行くカフェでの出来事です。この日はほぼ毎週のルーティーンであるお気に入りのカフェで少し作業をしていた。作業も終盤に差し掛かった頃、私の隣の席に男性のお客さんが2人やってきた。30代半ばといったところだろうか。私は基本そんなに聞き耳を立てる方ではないし、どちらかというと作業の邪魔にならないよう周囲をシャットダウンする方であるが、この日は少し違った。

いやー、あいつは全然可愛くないよ

なんだなんだと思った。失礼ながら、人の容姿についてとやかく言うのはなるべくならしたくないのだが。。といったところだ。一体全体どうしたんだ。と、小耳を立てたところによると、この男性、かなり理想が高いらしく、職場の女性含めて全然可愛いと思える人がいないらしい。それゆえに理想が高くて結婚できないのだと言っていた。一緒に来ていたもう片方の男性が職場の後輩なのか、嫌にこの男性を持ち上げて話している。

俺は理想が高すぎてほぼ全ての女がブサイクに見える

出ました名言。もちろん私は勝手に話が聞こえてきただけの他人であるため聞こえぬふりして終始無言。その後も会話は止まることなく行われていった。

こういう会話が聞こえてきた時、なんだかやけに腹立たしく感じてしまう。でもその反面、こういう時に普段の自分の言葉遣いとか、話す内容などを考えさせられる。私も平気で仲良い友達との会話ではこういう話をしちゃってるかもなーなど。どこまでが許せてどこまでがだめなのか。カフェで仲良い人と話す内容くらいもちろん自由であるべきだし、その言葉の責任はどこにもないよな、と。発言は自由であるべきだけど、人にどう思われるかは保障されてないんだよな、と。言葉は必ずしも美しくある必要はないのだけど、綺麗な言葉を使う人は自然と心も綺麗で魅力的に思えてくる。損得で判断すべきことでもないのだけども、自分に得のある言葉を話す人間でいたい。

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