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純情につき取り扱い注意な話

最近、ちょっとというかものすごくときめいてしまうことがあった。

今まで浴びたことない量のときめきを摂取したせいで、恋愛偏差値3の私はもうそのことしか考えられなくなった。相手は絶対営業トークだし望みはゼロだから、そこからどうこうなるなんて希望はない。こんなことで舞い上がっちゃう自分を馬鹿だなあなんて思いながらも、1人では処理しきれなくて爆発しそうだったから友達に一部始終をぶちまけた。友達は共感しながら、一緒にキャーキャー言ってくれて2人で盛り上がった。

舞い上がってる私って馬鹿だよねなんて言って話を閉めようとしたら、友は「いや、あたしたちこう見えて純粋なのよ」と。「ちょっと今から乗り込んで純粋なんだから弄ばないでって言ってくる」なんて冗談混じりで怒り出した。

舞い上がってはいたものの希望がない相手だから正直少し落ち込んでる部分があった。そんな気持ちも相まって、私としてはキャーキャーしながらも叶わないってことで自虐的に話したつもりだった。でも友達は、馬鹿みたいにときめいて舞い上がった私を否定しないでくれて、逆に、ときめかせてきた方が悪いなんて言い出した。そんな風に言ってくれたおかげで、なんだか気持ちがスッキリしたしポジティブなこととして変換できた。

普段しょーもない話で爆笑してる私たちだけど、心のどこかにはいわゆる「乙女心」が残ってるもんなんです。

平気な顔して実は簡単にドキドキする生き物なんです。

だから、簡単に弄ばないでよ、バカヤロー!!!


追伸:こーやってみると、この時よりは少し成長したかな、私?