「こんなはずじゃなかった…」ミスマッチ採用を防ぐために心がけていること
こんにちは!株式会社ambr採用責任者の 大柳です。
今回はHERPさんから企業横断採用ブログリレーにお誘いいただき僭越ながらambrの採用担当者としての想いをここに残したく、思い切って参加させていただきました!
(HERPさん、素敵な機会をありがとうございます!)
ambrとわたしの自己紹介
まずはじめに、株式会社ambr(以下ambr)と私の紹介をさせてください😊
ambrは、VR×メタバースを軸に事業を行っている会社です。
現在TOKYO GAME SHOW VRをはじめとするメタバースイベント事業を行っています。2023年3月より新規事業発足を予定しており、採用観点では2024年12月までに従業員数を100名規模まで拡大していきたいと考えています。
今年の1月にはオフィスを東中野から文京区の小石川へ移転し、めきめきと成長中です💪🏻
そしてこの記事を書いている私、 大柳は2020年の12月からambrに参画しており、それ以前はパティシエ、映像制作、ゲームプランナー、秘書、マーケターと様々なジョブを経験してきました。(ここまで異色な経歴の人見たことないです笑)
そして今回完全なるジョブチェンジでambr1人目の採用担当者として、約2年と数カ月奮闘しながら社員数7名のところをやっと30名まで拡大できたというフェーズです。日々勉強の毎日ですが、充実した採用ライフを送っています!
はじめに
ブログリレーのテーマ「候補者と企業のより良いコミュニケーション」について、正直はじめは何を書こうかとても迷いましたが、今回は私が普段の中途採用選考の中で考えている、候補者と企業がお互いに「こんなはずじゃなかった…😢」と思ってしまうミスマッチ採用にならないために心がけていることを4つご紹介したいと思います。
1人の採用担当者目線で書かせていただいているので、自分はこう思う!というものがあれば是非ご意見やご感想をいただけたら嬉しいです😊
応募時の温度感チェック
まず最初に、採用担当の皆さんなら必ず実感したことのある気持ちとして「やった!このポジション応募来てる!」というものがあると思います🥰
新規に募集を開始したポジションなんかだとめちゃくちゃ嬉しいですよね。
プロフィールもいい感じだし、よし!さっそく一次面接だ!…と言いたいところですが、ちょっと待ってください。
ご応募いただいた場合、まずは話だけ聞いてみたいという方から、いきなり選考に進みたい!という高い意欲を持った方まで、応募の温度感もそれぞれです。そのため候補者さんに合った面談・面接の場をセットできていないと「まだこの会社のこと良く知らないのに面接するの…?🙄」や、逆に「選考のために色々心構えしてきたのにカジュアル面談なの…?🤨」といった不安感や不信感を抱かせる結果となってしまいます。
本来選考回数は少ない方がベターだという観点もありますが、まだ応募の意思も固まっていない中でいきなり面接にご案内します!というやり取りは特にミスマッチです。
どんな会社なんだろう?事業は何をしているの?所属するチームにはどんな人がいる?などなど、候補者さんは選考に進む前に知っておきたいことが山ほどあると思います。カジュアル面談ではそんな候補者さんに会社のことを知ってもらう場として、選考前の疑問点を解消できるよう有効に活用しましょう🥰
ちなみに、ambrの選考は最小回数の場合一次面接と最終面接の2回です。しかし、前述のように「カジュアル面談で色々聞きたい🥰」や、「一次面接終わったけど他のメンバーとも話してみたい!😃」、または後述のように「緊張してうまく話せなかったのでもう1度同じ担当者と話したい😢」など候補者さんのリクエストには可能な限りお応えできるようにしており、面談・面接併せて5回前後お話しすることもあります!
安心して話していただける面接の雰囲気づくり
いざ面接へ…!
私は毎回どんな方とお話できるのか、心の底からたのしみにしています🥰
入社前に話せる機会は多くなく、同じ候補者さんと話せるのはせいぜい1~2回程度。その人が何を考えて、どんな軌跡を辿り、そして未来にどんなことを実現したいと思っているのか。そしてキャリアについて以外でも自分の人生の中で成し遂げたいと思っていることや、興味のある分野、たのしいと思うことが何なのか、どういうことが苦手なのか、あらゆることを知りたい!と、みなさん考えていますよね。
しかし、私たちのような日ごろから面接を行っている担当者とは違って、候補者さんの面接経験回数というのは1回の転職で平均数回~十数回程度。
「やばい、色々考えてきたのに緊張して頭真っ白になっちゃった…!😱」「あれ?話しながら考えてたら結局何聞かれてたか分からなくなっちゃったな…😥」なんて場面はよくあります。これでは本来聞きたかったことをうまく引き出すことはできません。
そんな時は質問方法を変えたり、場を和ませるようなムード作りが大切です。
面接開始直後のアイスブレイクはもちろんですが、質疑応答中も一方的に質問するだけでなく、候補者さんの回答に対するポジティブなフィードバックを挟んだり、自身の経験談や余談を交えながらリラックスしていただけるような雰囲気づくりを心がけます🌻
そして面接が終わるころには、この面接すらも" たのしかったな "と思ってもらえるように努めています✨
ちなみにambrでは、アバターでの面談・面接もOKです!
面接を担当する私もいつもアバターで参加をしており、多くの候補者さんとのアイスブレイクにも一役買っています😎
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)へ共感してもらえるか
これは多くの企業が挙げているものでありとても月並みだなとも思いますが、同様に非常に大切なことだと思っています。
MVVというのはざっくり言うと会社が目指しているものや価値観を表す重要な指標です🗣
入社後の日々のコミュニケーションという観点から、ここがお互いの共通認識として同じ方向を向いていないと「自分はなんでこの会社に入社したんだっけ?🤔」という小さな疑問から、少しずつミスマッチが起き、お互い幸せになれないと考えています。
ambrのミッションは「The World is a Playground. たのしめる世界を実現する。」です。VR×メタバースという領域でいかにたのしめる世界を実現するか、実現しようと思えるか。そしてそのためにどれだけ熱い思いを費やせるか。そのハートは入社した後にも非常に大切なモチベーションへとつながります。
昨今、VRやメタバースという業界は世界中から注目を集めています。そんな業界でたくさんのきっかけがあると思いますが、興味を持って探究したいと思う心が新しい体験を生み出す大きな原動力になります。
本当はこの流れでしれっとMVVの全てを紹介したいところですが、なかなかのボリュームになってしまうため一つだけピックアップすると、私たちのバリューの中に「すべてたのしむ」というものがあります😊
私たちの挑戦しているVRやメタバースという業界は、注目されていると同時にまだまだ新しい体験や技術を模索している段階で、正解というものは確立されていません。
そのため「ぼくのかんがえたさいきょうのVRめたばーす」が世界に通用するか、先人の知見と自分たちのオリジナルをミックスしながら協議を重ね、慎重に創っていく必要があります。
その中ではうまくいかないことや、失敗してしまうこともたくさんあると思います。しかし、その経験全てを含めてたのしみながらものづくりができる一つの大きなチームがambrそのものだと考えています🤝🏻
オファーのタイミングまでぬかりない確認を
そして面接中も聞いていますが、選考が終わって内定をお伝えする最後のタイミングにも必ず聞くことがあります。
それは入社する前に疑問点が解消されているかと、労働条件についてです。
就業規則のような会社のルール的な面から、所属するチームのことまで、不安や疑問が残ったままだと、入社した後に「思ってた感じと違った…😥」というミスマッチが発生してしまいます。
同様に条件についても、(前職でのご経験や条件等を考慮することは前提ですが)納得できないものに対して無理にYESと言ってほしいとは考えておらず、リクエストがあれば是非オファー面談で双方が納得できる内容を導き出せることが最善だと思っています。
そして前述までの3点と大きく違うところは、これが入社前の最終確認のタイミングだというところです。そのため、オファーを受けたいと前向きに考えてくれている候補者さんが不安に思っていることがないかなどは是非いま一度確認することをおすすめします✅
さいごに
いかがでしたでしょうか。
私は入社の際お互いによろしくお願いします!と気持ちよく言えるような幸せな採用を目指しています。
それは一緒に仕事をする仲間とリスペクトしあい、共に過ごせる時間を大切にしていきたいという想いがあるからこそです🤝🏻
こんなのあたりまえだよ!と思っている採用担当者の方も多いと思いますが、少しでも共感や新しい発見があったら嬉しいなと思います。
今回は採用担当者に向けた内容で記事を書きましたが、もしこれを読んでambrに興味を持ってもらえた候補者さんがいらっしゃいましたら、是非毎週火曜日にCEOが行っているカジュアル面談やWantedlyから気軽にお話を伺えると嬉しいです🥰
CEO西村とのカジュアル面談はこちら👇🏻
ambrのWantedlyページはこちら👇🏻
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!✨
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?