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東京ゲームショウ2023で話題となったVR/メタバース最新情報

こんにちは、ambr PRチーム伊藤です。今回は、9月21日から開催された東京ゲームショウ2023(TGS)で出展された企業のVR・メタバース最新情報をお届けします。

その前に、弊社も設計開発で参加させていただいた、TOKYO GAME SHOW VR 2023(TGSVR2023)も会場にてブースを出展しておりましたので、ビジネスデイの様子をご覧ください。

今回のブースではVRデバイスとKATVRを使った体験コーナーが用意されていました。こちらはビジネスデイ一日目の様子ですが、たくさんの方にお立ち寄りいただきました。

TGSVRはVRデバイス、PC、スマートフォンでご来場いただけます。
さらに当初の会期より1週間延長が決定し、10月8日までお楽しみいただけることになりましたので、お時間がございましたらぜひVR空間での展示もお楽しみください。

入場はこちらから↓



「もっと手軽にメタバースを」clusterとmocopiが考える未来

パソコンやスマホなどのデバイスからバーチャル空間に集まり交流ができるメタバースプラットフォームであるClusterは5月にmocopiに正式対応し、今回のTGSのブースでは事業戦略発表を行いました。

mocopiはライバーやメタバース業界で注目のデバイスです。
6つの小型で軽量なセンサーを体に装着し、スマホにインストールした専用アプリと組み合わせることにより全身のモーションを取り込むことができます。

ambrでも日々VRで遊んでいるメンバーも多く、会社としてもアバター姿で会議に出ることが認められているため、大注目のデバイスです。全身トラッキングはこれまでスタジオ設備や全身スーツなど一般の家庭では実現することが難しかったのですが、このように手軽なデバイスが登場することで、メタバースのサービスや使用する人口も加速していくと考えています。


Thirdverseが手がける新作VRタイトル、VRドラマチックアクション『SOUL COVENANT』の世界観を紹介したアナウンストレーラーを公開。

Thirdverseは『10億人が生活する、新しい仮想世界の創造』をビジョンに掲げるVRゲームスタジオです。日本とサンフランシスコに開発拠点をかまえ、世界市場に向けたVRゲームを開発しています。

TGSのブースでは9月20日にアナウンストレーラーを発表した新作VRタイトル「SOUL CONVENANT」の試遊が行われました。

トレーラーはこちら

こちらの新作はVRドラマチックアクションというジャンルというのも面白そうですが、心揺さぶられる感情体験を味わうことができるそうで、没入感の高いゲームになると感じています。今年発売したPSVR2も没入感が高いゲームが多いですが、近年のVRゲームの進化が凄まじく、メタバースの開発を行っている私たちにも体験設計によいインスピレーションとなるので、期待度の高いゲームです。


世界最大級のゲームの祭典 東京ゲームショウ 2023に初出展最新ARグラスのニューモデル『XREAL Air 2』を国内初お披露目!

AR(拡張現実)グラスを開発・販売している日本Xreal株式会社が、国内初披露となるARグラスの新モデル「XREAL Air 2」をTGSにて公開しました。ゲーム機器との接続で複数のシチュエーション向けに体験でき、同日予約受付も開始しました。

XREAL(旧Nreal)は世界的に知られているAR企業ですが、これまでもARグラス製品や3Dアプリケーションを展開してきました。

ARはその名の通り現実世界にバーチャル空間を拡張させる技術です。自分自身がバーチャル空間へ没入していくVRと比較すると、より現実の生活に役立つ機能が多いですが、VRもみなさまの生活になくてはならない存在になれるよう、私たちの大事にしている「体験」を重視したメタバースの開発に力を入れています。


[TGS2023]狭い部屋や座位でもしっかり遊べる。「バイオハザード RE:4 VRモード」試遊レポート

TGSカプコンブースではPS5版で発売された「バイオハザード RE:4」のVRモード(今冬リリース)の試遊が行われました。
通常モードでは第三者視点でしたが、VRモードでは主観視点となるため気づきづらい表現も楽しめるとのことです。

「バイオハザード」シリーズはリメイクも併せて大変人気な作品ですが、過去に「バイオハザード7」のVR対応や「バイオハザード4」もVR版としてリリースされています。

このように過去のゲーム作品をVR対応する事例も増えており、ゲーム本体だけにとどまらずコラボレーションとしてメタバース空間での展示会も増えています。
コロナ禍で現地にいかずともコンテンツに触れる機会もあり、弊社のリリースしたプラットフォーム「xambr」でもメタバース空間での展示会としてのソリューションにお使いいただけます。


ケーブルなしでValve Indexはやっぱり快適! nofioの無線アダプターを試した【TGS2023】 | PANORA

オーストラリアのスタートアップ・IMRnextが「nofio」ブランドの「Valve Index」向け無線アダプターの展示を行いました。

近年、VRデバイスとしてMeta QuestシリーズなどPCやスマートフォンに繋がず手軽に使用できるものが主流になってきたが、画質やトラッキング性能がPCに有線接続するデバイス(PCVR)には劣ってしまいます。そのため、ヘビーなVRユーザーにはValve製のPCVRが人気です。

ところがPCVRではケーブルがあることで没入感が減ってしまうため、開発者にとって課題となっていました。

こちらの製品はクラウドファンディングで約8900万円を集めており、PCのディスプレイポートとUSBからValve Index間を直でデータのやり取りが行えるようになり、無線でも高画質で遊べるようになるとのことです。
さらに遅延も少なく有線接続と限りなく差がなく作られているようです。

クラウドファンディングで支援を多く集めていることを考えると、今後の開発にも期待できそうですね。


以上、東京ゲームショウで話題となったVR・メタバースニュースでした。

今後もメタバース・VRの最新情報をお届けしていきますのでお楽しみに。

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