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サワディー・クラップ

皆さんは薬を常用していますか?
先に言っておきますがヤクではないですよ。

私は出来る限り薬を飲まない方でした。
発熱、頭痛、歯痛などでも飲まない方でした。

しかし、48歳を期に生涯飲み続けなければならなくなってしまいました。

その出来事は「脳梗塞」

タイから仕事で日本に向かう日の朝、
小指の先に軽い痺れを感じていました。
日本に1ヶ月ほど仕事で行くため冷蔵庫の霜取りで手が冷え切っていたせいで、
異変はそのせいだと・・・

その後数時間してもその痺れは取れず、
空港に向かう時間になりタクシーで空港に。
いつものように女房が空港まで見送りに。

大きく変化し始めたのはタクシーの中で。
空港でタクシーを降りて何とかチェックインカウンターに。
左足が痺れて感覚が殆どなかったので。

チェックインカウンターで車椅子を要求すると理由を聞かれ状態を伝えると、
「空港クリニックでドクターの診断を受けて下さい」と。
すぐに空港クリニックに出向き診察。

その時のドクターの第一声。
女房にタイ語で、
「ヤバイよ、とってもヤバイよ。血圧が200を超えている。
どうする?」
その時点では私はまだ話をすることが出来たので、
「どうする?じゃないよ!救急車呼んでよ」
「タイ語解るんだ、有料にする?無料にする?」
「どっちでもいいよ!早い方にして。」
そして救急車が5分ほどで到着。
救急車のドライバー?看護師?が
「何処の病院にしますか?」
「何処でもいいっ!脳外科、心臓外科が優秀で近いところ」
私がまともに話が出来たのはそこまで。

救急車で15分ほどで病院に到着。
救急車に同乗していた看護師が病院の看護師に
「脳梗塞の疑いがあり血圧は・・・」と告げると、
処置室に運ばれて診察。
そこに事務担当の方が来て、
「脳梗塞ですね、処置をして入院しますか?」
私は既に呂律が回らなくなっており女房が
「すぐに処置して入院させて下さい」と告げると、
「では、デポジット50,000バーツをお願いします、
ATMはここを出て右に曲がった所のロビーにあります。」と。

こんなやり取りで入院して、
それから現在まで、
そして生涯飲み続ける血圧降下剤、抗凝固薬ほか飲み続けています。
これは治療薬と言うより予防薬ですね。

脳梗塞の入院後の話は次回に・・・

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