脇役の日記vol.5

都会の荒野にもまれている。今日もそして明日もついでに昨日も

なんて言うけど都会は荒野にしてはものに溢れすぎている。ピカピカと光っている。ガヤガヤと音が鳴っている。人で溢れている。それでも都会は荒野だと言うのか。

かなり前吉祥寺を散歩していた時駅のアトレにスタバを見つけた。スタバあるんだと思ってその後外に出ると目の前のパルコにもスタバがあるのを発見した。どんなジャンルの荒野なんだよ。

スタバが多すぎる。彼らは争っているのだろうか。戦っているのだろうか。俺はいつか目を回してしまうだろう。

都会といえばなぜ東京を歩く人間は人を避けないのだろうか、俺の体を貫かんとする思いやりを持たない肉の塊がさながらゆるやかながらも弾丸のように飛び交っている。怖い。泣いちゃうよ。

そんな俺は学生時代池袋駅の雑踏を苦しみながら歩いていた。山手線のホームから有楽町線の改札まで人とぶつかりそうになって立ち止まることなく歩ければ大吉。とまったら凶というプチ占いをしていた。俺は天才なので大吉ばっかりだった。ただ人を避ける才能なんかあってもしょうがないっすよね。

あーあ、またやな気持ちになっちゃったよ。

ということで今日も俺の好きな曲の歌詞を書いて終わりにします。

いつの日にか僕らが心から笑えるように

いつの日にか僕らが心から笑えますように

(DON'T TRUST OVER THIRTY  GOING STEADY)


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