最近(2020.3)読んだ本
本を読むときに、同じようなテーマを複数冊並行して読んだ方が、記憶に残りやすい、学習効果が高いような話を聞いたことがあるような無いような。とは言っても家にいる時間が長くなっているこの頃は、息抜きになんとなく手に取ったり、積読してある中から読んだりすることも増えています。
騙し絵の牙
出版業界をテーマに、廃刊寸前の雑誌をメディアミックスやデジタル、イベント化など本当にありそうな手法で立て直そうとするが、社内政治の壁が、、、なんだけど、最後の最後にこのタイトルの意味がわかる、という展開。面白いのは実際にこの本が2020年の6月に映画公開されるのだけど、おそらく最初からそれ込みで作られたプロジェクトっぽいところ。
四肢奮迅
両手両足のない乙武洋匡が歩く!「乙武義足プロジェクト」の全貌―苦しくて、苦しくて、楽しい。「歩く」とはこんなにも大変なことだったのか。
正直、本のカバー写真を見たときに何か違和感を感じたのは、乙武さんの電動車椅子のイメージが強く、義足と義手で立っている姿が想像を超えていたからだと思いました。そしてカバー写真の状態に到るまでのプロセスを知ると、どれだけすごいことなのかがわかります。テクノロジーが進歩することで、視力を補うためにメガネをかけるのと同じくらいのカジュアルさで、フィジカルのハンディがなくなる世界、むしろ人間の可能性をアップデートできる世界が近づいてきている、そんな期待感に満ちた本です。
毎日がときめく片づけの魔法
いつかは読もうと薄々思っていてようやく読みました。
ときめくものだけ残す、自分の理想の暮らしを想像する、片付けは祭りだから一気にやる、といった大前提から、洋服の畳み方などの実践的な内容まで書かれています。自分はそもそもの「ときめき」の判断ができないのと、祭りに到るエネルギー不足でまだ実践はしてませんが、不要不急の外出を控えている今のうちにできるといいなぁと薄々思っています。
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在宅勤務や外出を控えていると、本ばかり読んでどうしても運動不足になるので、最近はステッパーに乗りながら読んでます。