マガジンのカバー画像

ライターコンサルの学び記事

17
ライター師匠である、中村洋太さんから学んだことをまとめております。
運営しているクリエイター

#ライター

ライター中村洋太さんから学んだこと

5月末、私はクラウドソーシングを使って、Webライターの仕事を始めたのですが、新しいことを始める新鮮さを感じながらも、原稿料の仕組みなどについて、ちょっとした違和感を抱いていました。 そんなとき、たまたまTwitterを眺めていて、ある記事が目に止まりました。 気になって読んでみると、そこにはまさに、私の違和感を解決してくれる内容が書かれていたのです。 少し前までは、このまま原稿を楽しめないようならWebライターをやめようとも思っていました。しかしその記事を読んで、「ま

ライター中村洋太さんに学ぶ「企画書の注意点って?」

ある日、メディアに企画を売り込む機会が訪れた。 これは……インタビュライターとして活動中のわたしには願ってもないこと。 さっそく温めていたアイデアをA4用紙にまとめ、3案ほど企画書を書いた。だが、である。どうしようもない不安に襲われた。 「これ、本当に面白いんだろうか?」 「この企画書は、人に見せられるレベルなの?」 頭の中で迷いが駆け巡り、自分の企画に自信が持てないままパソコン画面をにらむ。いったいどうしたら……。 こんなときは、中村洋太さんに相談だ! 中村さ

添削者の4つの心得

書いたものを指摘されるのは、こわい。 その感情を音にすると「ズキッ」からの「ズーン…」が近いと思う。 昨年の夏頃から、電話で週1の2時間半ほどズキッ&ズーンを浴びていた。ライター師匠、中村洋太さんに文章添削をお願いしていたからだ。 駆け出しライターの頃の添削ドキュメント。この時は「どうも。りりぃです」から書き始めて、早々に中村さんから指摘が入った。 中村さんの添削は指摘だけではない何かがある。パズルがきれいにはまっていくような感覚。ときに厳しい意見もいただくが、どんな

ライター中村洋太さんに学ぶ「この助詞って変ですか?」

A:「このカレー、どうだった?」 B:「味は良かったよ」 なんだか含みがあるような言い方だ。カレーを作った人は間違いなくモヤモヤするだろう。こんなわかりやすいモヤモヤを、自分が生んでいたとは…。 以前、ライター師匠である中村洋太さんから、助詞について指摘を受けた。 「池田さんの文章は、こういうときはこの助詞でしょ?っていうのがズレてるときがあります」 あわわ。こりゃ大変だぞ。この弱点を克服しなければライター生命に関わる!そう思ったわたしは、果てしない「助詞の旅」にで

ライター中村洋太さんに学ぶ「やばい」「すごい」を使わない文章術

A:「このカツ丼どうですか?」 B:「ヤバいです。」 これはいろんな意味にとれてしまう。おいしすぎてヤバいのか?大盛りでヤバいのか?実はまずくてヤバいのか? 「ヤバい」は抽象的でライターの禁止ワードかもしれない。 それなのにわたしはやってしまった。添削をお願いした記事でライター師匠中村洋太さんからこのように返ってきた。 「この文章だと、池田さんが思うヤバいと違う意味に取られてしまうかもしれません。」 わたしは文章の中で「ヤバい」を使ってしまった。言い訳がましいって

ライター中村洋太さんに学ぶ「文章構成のコツ」

以前、こんな記事を書いた。 この記事はライター師匠である中村洋太さんに添削いただいたのだが、当初は読み返すのも恥ずかしいほど文章構成がなっていなかった。今回はこの記事の添削で学んだ「文章構成のコツ」について書いていきたい。 時系列で書くのではなく、結論から書く 私の書いた記事に大きな問題があると、中村さんから赤文字で書かれたメッセージをいただく……。 その文章はときに厳しい意見も含まれていて、勇気を振り絞って読む必要がある。今回はこのように書かれていた。 ”長めの前書

「夢を追いかけちゃダメなの?」と聞かれたら、わたしは目をそらしたくない

2020年の終わりに、自分を褒めたいことがひとつだけある。 失敗を恐れず、一歩を踏み出したことだ。 大人になるほど高まるプライド。以前のわたしは、それが邪魔をして足踏みすることが多かった。ここまでと線引きして、手に負えないと決めつけた。 高校生のとき、叔父が小説家を目指していることを知る。そんな叔父のことを、ある親戚が「ちゃんと働かないで小説なんてねぇ」と言った。 「大人は、夢を追いかけちゃいけないんだ」 子ども心にそう感じた。「夢を追う人は愚かだ」と認識するきっか

新米ライター奮闘記2020’~ライターコンサルを受けて可能性が広がった~【第3回】

「新米ライター奮闘記2020’」いよいよ最終回だ。 その前に、昨日うれしい出来事があったので書きたい。書評家&エッセイスト志望のCHIHIROさんが、ご自身のマガジン「学びになる文章の書き方」に、わたしのの記事を入れてくださったのだ。わたしの文章を学びと思ってくださったなんて! 「誰かを勇気づける文章を書きたい。」それがライターとしての目標なので、実際にそれを感じられてうれしかった。 CHIHIROさん、ありがとうございます! 今回は、中村洋太さんのラ

新米ライター奮闘記2020'~師匠中村洋太さんに救われて~【第2回】

今回は、ライター師匠である中村洋太さんがわたしのピンチを救ってくださったことを書いていく。第1回はこちら。 独自のインタビュー取材を試みるライターコンサルを受け始めた7月初旬。ライターとして何の仕事もいただいていない状況のなか、まず最初にしたことは「中村さんの真似をする」ことだった。 この中村さんの記事の後半部分に書かれているのだが、中村さんは趣味で会いたい人にインタビューをし、記事を書いていた。その経験が今のライター業に繋がっているという。 わたしも中村さんのように独

新米ライター奮闘記2020'~中村洋太さんの弟子になって~【第1回】

コロナをきっかけに始めたライター活動。振りかえると自分なりにドラマチックな日々であった。 5月末、Webライターをやってみたものの性に合わないことに気づき、やめようかどうしようかと思い悩む。そんな矢先、ライター中村洋太さんの記事に出会い感銘を受け「弟子にさせてください!」とお願いしたのが7月初旬。 この5ヶ月弱に渡るわたしの「ライター奮闘記」を綴りたい。べテランのライターさんにとってはとるに足らない内容かもしれない。それはしょうがない。なぜならわたしはド素人だったのだ!

ライター中村洋太さんに学ぶ「代替不可能なライター」になるには?

ライターの中村洋太さんにライターコンサルを受けて、3か月が経った。 振り返ると、自分の想像を超える学びを受けており、それを消化することに四苦八苦する日々だった。今日はこの3か月間の学びについて、内省を深めてみようと思う。 わたしがライターコンサルで学ぶ理由今年の5月末、ライターの仕事を始めようとしていたとき、運良く中村さんの記事を見つけた。「この方にお話を伺わなければ、ライターの仕事は進められないな」と思ったことを覚えている。そこから文章添削やライターとしての仕事の向き合

ライター中村洋太さんに学ぶ「スッと入る文章構成のコツ」

先日「ダンサーのわたしが、なぜライターになったのか」という記事を書いた。 この記事はライター師匠である中村洋太さんに添削いただいたのだが、当初は読み返すのも恥ずかしいほど文章構成がなっていなかった。今回はこの記事の添削で学んだ「人の心にスッと入る文章構成のコツ」について書いていきたい。 時系列で書くのではなく、結論から書く 私が書いた記事に大きな問題点が見つかると、添削記事の冒頭に、中村さんから赤い文字で書かれた長めのメッセージをいただく……。 その文章はときに厳しい意

中村洋太さんのライターコンサルで学ぶ「飛躍しない書き方」

「文章が飛躍していますね」と指摘を受けた。 「飛躍」という言葉には良いイメージがあるが、ライター師匠の中村洋太さんが言う意味は、「文章論理が飛んでいるよ」ということであった。 今回は、ライターコンサルで学んだ「飛躍しない書き方」をテーマにしたい。 論理の飛躍ある記事の添削をお願いした文章の中で、「論理の飛躍」を指摘された。 取材相手は、保育園で水泳指導もしている保育士さんだ。しかし、「水泳×保育」は一般的に特殊な状況である。これを読み手に疑問を持たせることなく文章にし

中村洋太さんのライターコンサルで学ぶ「誇張しない書き方」

ライターコンサルティングを受けて約1ヶ月が過ぎた。師匠である中村洋太さんからの助言を噛み締めつつ、日々文章に向き合っている。 今回は、私が素晴らしいと感じたアドバイスを共有したい。 書き手のセンスを磨く初めての添削記事は、noteの記事「ライター中村洋太さんから学んだこと」だった。 そして、中村さんの「人となり」もおぼろげながら見えてきました。特に感じたのは、中立的な立場を崩さずに相手を見るということです。(中略) その中立的な印象は、中村さんの文章からも表れているよう