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仕事辞めて8年。ようやくゆっくりできるようになってきた(気がする)。

パートを辞めて8年になります「ごろね婦人」です。

現在は専業主婦状態なのですが
結婚した当初は専業主婦になろうとは全く考えていませんでした。

20代の終わりの頃、私は専業主婦どころか
「主婦」という響きすらなんだか古めかしいような
イケてない印象を持っていたのです。

それで
「なんらかの仕事を持っていれば自分の肩書きは
その職種になるわけで主婦と名乗らなくてすむ!」
とわけのわからんことを思っていました。

出産をきっかけに職場を退職した私は産後すぐに仕事探しを開始。

「『主婦』になってしまう」という謎の怖さがあったのと
自分の性分的に家にずっといるなんて無理というのもありました。

とにかく私にとって「働く」というのは当たり前でした。

働く女性ってかっこいいし
夫が収入があろうがお金はあったらあっただけいいし
老後のこともあるし、貯金もしないとだし。

それに

みんな働いてるし。

と思っていました。

パートに出ると周りの人たちから
「35歳までに正社員になっとかないと年齢的に厳しいよ」と
言われ(なんとかそうしないと!)と焦っていました。

そして34歳。上の子が小学一年生になった時に
契約社員となり、よし!!(間に合った?)と思った3ヶ月後。

短時間のパートに切り替えてました。

フルタイムで働きながら
家のことや子供たちのことが両立できなかったからです。

この頃は良く泣いて怒って
時には皿を壁に投げつけていました(危ない)。

常にイライラしていたし
夫とよくケンカもしていました。
「話し合い」と称して延々夜中まで不満を夫にぶつけていました。

完全に自分のキャパを超えていました。

周りのお母さんたちは正社員で働く人が多く
自分もできると思っていました。

それで

(みんな同じなわけではないのか)

と当たり前なことに気づいて

そこからある意味吹っ切れて、
35歳までの正社員説からも解放され

人間関係にも疲れていたので
職場を転々とする働き方ができる短期派遣に。

その時、パートで稼いだお金は何に使っていたか。

家族旅行に使っていました。

1ヶ月短期派遣で働いて手取り10万くらいの収入。
家族4人の旅費なので一回の旅行でなくなっていました。

その旅行に行くために1ヶ月働いて
その期間は遅くなるので母に夕食を作りにきてもらい
交通費と少しのお礼を渡していました。

それでふと思ったのです。

母にお礼渡してるけど私が家にいてご飯作れば良くない?
旅行って夫の給料だけだと本当に行けないのか?
というかそこまでして旅行に行く必要あるのか?

などなど思い始めて

「一旦完全に仕事やめよう」と思いました。

なのに!

また働きやすそうな条件の良い仕事を見つけて
ホイホイ面接を受けに行く私。

働く癖が抜けない。

とうとうそこで強制ストップがかかり
ぶっ倒れて今に至ります。

私自身は家にいてゆっくりしたかったんだなあと
今になっては思います。
若い時は家にいるなんてやだやだと思ってたけど
年齢的な変化もあるんでしょうな。

それに気づかず若い時の感覚のままで
頑張ってたら
自分の心も体も知らぬ間に変わってて
ぶっ倒れるまで気づけず。

家にいるようになってから最初は慣れず
居心地悪くて
何かはじめてみたり、
焦ってみたり
罪悪感にどっぷりハマったり
不安になったりで

なかなかゆっくりできない!!

やっと最近くつろげるようになって
家事を楽しんだり、
夫が働いてくれてることとか
毎日ご飯が食べれることとか
いろんなことがらに対して
ありがたいなあと思えるようになってきました。

とは言っても

何かやらないと

は、まだまだやってくるので
こうしてnoteを書いてみたり
なんやかんや活動しようとしてますが。

でも書くことは好きなのです。
思い返して文字に起こすと
自分のことがよく見えてきます。

それを公表するのは恥ずかしい気もしますが
自分以外そんなこと誰も気にしてないわけで・・。


読んでくださりありがとうございます。

いいねやフォローもありがとうございます。

感謝。

ごろね婦人









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