みみとかがみ
みみとは、相手の声や想いを受け止めるための大切なもの。同僚から「話を聞いてほしい」と相談を受けることが増えました。最初は自分に何ができるかなと思ったけれど、ただ耳を傾けることで、少しでも力になれるのかもしれないと感じています。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉がありますよね。自分の意見を伝えることも大事だけど、まずは相手の話をしっかり聞くことが大切なんだと改めて思います。
そして、かがみとは、自分自身を映し出すもの。ある日、ふと窓に映る自分の姿を見てハッとしました。相手の反応や表情は、自分を映す鏡なんだなって。自分が笑顔でいれば、相手も笑顔になってくれるし、逆もまた然りですよ。
孔子の言葉に「己の欲せざるところは、人に施すことなかれ」とあります。自分がしてほしくないことは、他人にもしてはいけないという教えです。相手の立場に立って考えることが大切なんだと感じます。
期待に応えるための努力は、自分の思いを押し付けることではなく、相手の気持ちを理解し、それに応えることなんだと思います。そのために、相手の話していることにみみを澄まし、かがみに映る自分を見つめ直すことが必要なんです。
今まで通り、相手の声にみみを傾け、自分自身を見つめ直していきたいと思います。そうすることで、より良い関係を築けるんじゃないかな。