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渡部昇一流『四書五経』の解釈 288

😈  面従背腹  (『書経』益稷)

🌍  面従して退いて後言あることなし。

人の前ではペコペコして、そこに人がいなくなるとブツクサ言う。
そのようなことはないようにしなさい、
という戒めの言葉である。



日の出

2024年6月10日(月曜日)曇りのち晴れ17℃〜27℃

朝日は毎日のぼってくるのだけれど、毎日は見られません。
が、しかし、新しい一日は常に始まっています。
でも、どれだけの人がこれを喜んでいるでしょう。
日本人は朝日を見て手を合わせ拝んだと言います。
私はこれをした経験はありません。神棚や仏壇にはあります。
これは習慣として残されているものだと思います。
人は神棚や仏壇に手を合わせ何を祈るのでしょう。
よく耳にする言葉が「先祖に感謝せよ」です。
まあそうですよね。先祖がいたからこそ今の自分があるのですから。
しかし、そうした心はどこから出てくるのでしょう。
敬愛・敬意・慕う・心酔・崇拝・畏敬・畏怖・・・・・
いろいろありますがこういう心は教えられてわかるものではありません。
自分が自ら掴み取って初めて理解できるものです。
私たちは言葉によっていろいろのものを知ることができますが
それは体に染み付いてこそ活用できるものなのです。
例えば、記憶力・行動力・勇気・熱意・判断力・推理力・・・・・
これらの能力は先天的なもの後天的なものと人それぞれに与えられるものですが、その能力は一様に与えられるものではありません。
先天的に与えられるものを宿命、後天的に与えられるものを運命として考えるならばご納得いただけるのではないかと思います。
それでも自分の宿命や運命を理解してこその話ですけどね。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊




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