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渡部昇一流『四書五経』の解釈

132、絶世を継ぎ、廃国を挙ぐるは、諸侯を懐(なつ)くる所以なり

   (『中庸』二十章)

潰れた家を継がせてやり、潰れた国を再興させてやれば、
諸大名たちも懐いてくる。

徳川幕府は割と名家は潰さなかった。
関ヶ原で敵対した上杉家なども名家だから潰さなかったし、
名家の親が死んだときには子どもに家を継がせたりした。

単位を会社に変えて考えれば、潰れかかった会社を銀行が支えてやれば、
その会社はそれを恩に着るだろう、という言い方ができる。


今朝も仕事を何とかこなしたが、こなしただけで
得るものはあっただろうかと考えてみると、
得る瞬間というものは仕事している最中にあるようだ。
これこれをしたからこれを得たというものではなく、
仕事の最中にハッと気付かされる、ことの方が多いですね。
だから、
やらない限りおそらく結果は見えてこないのではないだろうか?
これだけやっているのに・・・・結果が出ない、のは、
これだけやっているのに・・・・という不満だろう、
「不満」や「愚痴」は言うなって言うのは、
心に暗闇という色を塗るからでしょう。
無色透明であれば嫌でも見えますものね。
では、本日もつつがなくお過ごしください。
ありがとうございます😄

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