見出し画像

渡部昇一流『四書五経』の解釈 286

😈  分を知る (『左伝』桓公六年)

🌍  匹夫罪なし、璧(たま)を懐くは其れ罪なり。

普通、庶民というのは罪のないものだけれど、
なまじっか財産を持つと碌でも無い罪を犯してしまうものである。

これは、
身分不相応なことが罪を招く元となる、という戒めの言葉である。

さらに言えば、
修養を積んで「璧を懐」いても罪を招かないように注意できる人間になれればいい、ということにつながる。



マジックミラー?

2024年6月8日(土曜日)晴れのち曇り18℃〜29℃

昔、子どもの頃、働きバチや働き蟻を尊敬しました。
しかし、今は亡き萩原健一という人が出演の殺虫剤CMにショックを受け、
時代とともに神話が崩れていくことを感じました。

今、人の働きが見直されています。
インターネットというバーチャルな世界で生きる人が多くなりました。
その結果、詐欺という犯罪が激増しました。
これはインターネットばかりだけではなく生の世界にも影響を与えました。
人と人との騙し合いならば、犯罪にはなりませんが、
大体詐欺というのは騙す人と騙される人の間で成立するものです。
つまり、嘘つきと正直者です。あるいは悪人と良人です。
が、その原点は人の欲が出発点です。
騙す人も騙される人も「欲」にまみれています。

今政治の世界もお金という欲にまみれています。
その理由は「新資本主義」というイズムを政府が掲げたからです。
このイズムはどこから生まれたのでしょうね。
私は統一教会や創価学会という宗教団体の影響があると思います。それと経団連です。
お金のためなら手段を選ばないという教祖や会長という思想の存在です。
そこにはもはや宗教はありません。
宗教とは何か?「真・善・美」です。
牧師や僧侶はそう生きるべきですが、教会や寺院の経営に生きています。
「真・善・美」の世界で生きている牧師や僧侶がどれだけ存在しているでしょう。宗教は最早幻想に過ぎません。

とはいえ正しい宗教も存在しています。
そういう宗教団体は多くは信者側に問題があります。
なぜならば、人の集まりが組織を作り出すからです。
組織は縦社会です。縦には階級があります。
あの聖徳太子でさえ冠位十二階を制定しました。
【冠位十二階】儒教の徳目を参考にして徳・仁・礼・信・義・智とし、各々を大・小に分けて十二階としたもの。

しかし、現実に人間社会にはこうした位は存在しています。

さて、今後の社会はどのように展開していくでしょう?

では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊

政治家の学歴詐称事件もこうした位を意識するからでしょうね。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?