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渡部昇一流『四書五経』の解釈 235

😈 「再び」こそ重要 (『論語』公冶長第五)

🌏  再びすれば斯に可なり

一度だけではなくて、もう一度検討すればいい。

たとえば文章も書きっぱなしではなく、読み直して手を入れると
よくなるというように、何事もしっぱなしにしないということである。

思いつきで終わらせず、再び考えてみる。
なんでも「再び」というのが上達する重要な要素である。


【2024年4月18日(木曜日)晴れ時々曇り13℃〜23℃】


優雅な世界

人間にとって一番辛いことってなんでしょうね。
やっぱり病気かな?
だけど、世の中には病気があったからこそ生きられたという人もあります。
だから、辛さを抱えている人は逆に幸福だってことが言えます。
が、辛さに負ける人もいます。
さて、辛さに勝って生きている人はこの世の大半でしょうか?
おそらくそうでしょうね。
辛さを忘れる何かを持っているのでしょうね。きっと。
その何かはなんでしょうね。
人は生まれる時は一人で生まれてきますが、
その後は両親に育てられるのですよね。
ところがこの両親に恵まれないで生まれてくる人もあります。
が、その子供らが全て不幸ということでもありません。
そんな環境にあっても強く逞しく生きる人もあります。
矢張り人は何かを持って生まれてくるのですよね。
一つは幸運ですね。そして二つ目が環境です。
では、三つ目はなんでしょう?生きるパワーのようなものですね。
これを宿命というのでしょうか?
辞書的な意味では前世から定まっている命や運命を言うようです。
つまり「運命論」です。
FATALISMとも言います。一切の出来事はあらかじめ決定されていて、なるようにしかならず、人間の努力もこれを変更し得ないと見る説のことを言います。
果たしてそうなのか?
霊魂不滅はこの運命に連動しているのか?
ここは私にもよくわからないところです。
霊魂は目には見えないものですからね。
オギャーッと生まれた瞬間に霊魂がその体に侵入すると言うものです。
実に信じ難いことですがそう信じて生きている人々もあります。
私も若い頃は霊魂は不滅であって欲しいと思っていましたからね。
道教などはこの流れですよね。「無為」は教えの中心です。
儒教と道教は肉体と精神だと私は考えています。
「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」
などと申すのも人間は健康であることを強く願ったからではないかと思います。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😄

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