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渡部昇一流『四書五経』の解釈 274

😈 立場ごとに難しさがある(『論語』子路第十三)

🌍君爲(た)ること難く、臣爲ること易からず。

君(社長)になるのは難しいし、臣(社員)になるのも難しい。

社長になるのが難しく、社員になるのは簡単だというわけではない。
その立場を全うするという点では、両方とも難しい話なのだよ、
と言っているのである。



猫の音楽界

2024年5月27日(月曜日)曇り時々雨18℃〜25℃

昔は身分の差別が歴然とあったものです。今もあるように思いますが、
今は漠然として存在しています。が、
会社組織となりますと経営者の権限力が強いようで労働者差別を感じます。
ましてや今の政治は企業側に傾いていますのでますますその差別は強く感じられます。
もちろん企業はさまざま存在しますので全てがそうであるとは限りませんが、
その傾向色が強いということですね。
企業も優秀な人材を求人したいのでしょうが、いざ現実となると、
それは希望通りになっていないというのが現実なようでリストラが幅を利かせます。とにかく厄介な時代になりました。
これも日米安保条約が国民にとって都合よくできていないからです。
確かに国益を考えてのことでしょうが、
それは国というよりも政治家利益に優先されています。特に自民党政治家ですね。そして野党もそれを黙認しています。
今の日本が良くならない理由は自民党がダメなら野党とはならないからです。
今の野党が政権を担えたとしても日米安保条約に何等影響を与えないからです。
今の日本に必要な政治家は日米安保条約に影響力を持つ人です。
昔いたんですよね。田中角栄元総理大臣です。
が、この方米国にすごく嫌われました。それもそのはずですね。
日中友好関係を重んじたからです。
アメリカは田中角榮潰しにかかりました。それがロッキード事件です。
この事件で何が一番災いしたか、それは日本の右翼潰しです。
以来、日本は静かになりました。同時に政治家の肝も小さくなり、
もっぱら米国と仲良くなるのが一番と早くも風を呼んだのがあの中曽根康弘元総理大臣です。米国大統領とロン・ヤスとニックネームで呼び合うのが仲良しの象徴とされました。以来、日本は腑抜けになりました。今は完全に奴隷です。
物価高にも関わらず日本がなんとか生き延びているのは弱者が耐えているからです。今の状態は北朝鮮と何等変わりません。違っているのはただ一つ、
アメリカと友好関係にあるかないかの違いです。
そんな日本に腹が立つのでしょう。中国は武力ではなく、経済力で日本に圧力をかけています。特に農業ですね。経営ができない農家は潰れています。
まだ数字的には明確にはされていませんが、後継者問題に悩む農家は消えつつあります。いわゆる農家格差です。
さて、この危機を日本政治はどう切り抜けるのでしょう。
いつの世も弱者と強者は存在するものです。現代もその一つに過ぎません。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます☺️





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