教えると押し付けるの違い 第2章
今日の教訓シリーズパート2です。
というか続きです。
昨日記事の公開をした後に
「あの結論だと相手の姿勢次第で教えるか押し付けるか決まるなら一生教えられないじゃん」
と思い、その対応策について考えていました。
1つの結論が出たので記事にしようかと思います。
「教えを乞う」という姿勢を作る
「この人から教わりたい」
「この人の話を聞きたい」
と思っていない人に教育を施すことは押し付けになる
と昨日の記事では書いたのですが、
その「この人から教わりたい」という姿勢を作ることができれば教育の環境は整います。
相手に教えたい、と思うのであればその環境を作れば良いだけの話なのです。
今回はその方法をいくつか考えてきたので参考にしてください。
上下関係を作る
これは1番わかりやすいですね。
例えば上司と部下、先生と生徒という立場を作り教育の環境を作るのです。
この人の話を聞きたい、という環境を作ると言うよりは「この人の話を聞かなければいけない」という環境作りですね。
これは強制力がありますが、部下や生徒という立場の人間が自発的に学びたいと思うか?と言われるとそうでもないかもしれません。
権威性を用いる
例えば「教授などの専門家です」と自己紹介すればなんとなく「すげえ人なんだな」と思ってもらえますよね。
この「すげえ人なんだな」と思ってもらうことで「この人から学びたい」という環境を作る事は容易です。
フォロワー10人の人が言うことと、フォロワー10万人の人が言う事だったらどっちの人の方が信憑性がありますか?
断然10万人の人の方が信用できそうですよね?
SNS社会ではこれがまかりとおってしまいます。
権威性を用いたければ、「専門家になる」「フォロワーを集める」「役職につく」このどれかをしてみましょう。
相手から教えを乞う状況が作れるかもしれません。
単純に仲良くなる
教える立場と教わる立場、という2つの立場を作ってしまうとどうしても上下関係が生まれてしまい、お互いに気を遣ってしまいます。
その結果、教わる立場の姿勢次第で押しつけになってしまう、ということをつらつら書いてきました。
「今はそう言う気分じゃないんだよね〜」と教わる側が言える状況であり、「まじ?じゃあいつ話しようか?」と教える側が言える環境だったらどうでしょう?
単純に仲良くなるだけで昨日書いた記事のような状況は改善されます。
いくつか方法を挙げましたがこれが最善な気もします。
上下関係>権威性>仲良くなる
の順番でパワープレイ度が変わってきそうです。
まとめ
教える側の注意として、「教える」と「押し付ける」は違うということを理解しましょう。
その部分を注意した上で、「教える」という状況を作りやすくなる環境を作りましょう。
ということが組織として安定した教育を行なっていく上で必要なのかな、ということが結論です。
もちろん、組織によっては「上昇志向の塊の人間しかいない」という環境や「腐り切っている人間しかいない」という状況もありますし、その場所によって最善の方法は異なると思います。
この記事が誰かの参考になれば良いな、と思います。
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