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言葉ではなく印象で相手に与える影響

今日の教訓:言葉ではなく印象で相手に与える影響
です。

今日はとあるキャストさんとお話をする機会がありました。

きっかけとしては私の不手際になるのですが、「相手がどう思うか」ということをおろそかにしてしまったということが原因でした。

どうしてそんな不手際をしてしまったのか、ということに関して反省の意味も込めて書いていこうかと思います。

まず、率直に感じたこととしてコミュニケーションは「何を言うか」ではなく「誰が言うか」ということは特に大事なんだなということを痛感しました。

どれだけ正しいと思っていることでも、その意見を受け入れてもらう体制に入っていない人には受け入れられません。
逆に、どれだけ間違ったことを言っていたとしてもその人の意見を受け入れる体制にある人は信じてしまいます。

「相手がこう思ってくれるだろう」という妄信はすれ違いを生んでしまいます。

今回こういったことが起きてしまった背景にはそういったすれ違いがいくつも重なり、女性のフラストレーションに繋がってしまったのだと考えられます。

正しいと思っていることを伝えるだけが正解ではない

自分自身店舗を運営する上で、「ここの芯はブラしてはいけない」ということが1つだけあります。

アマテラスで働く女の子には最大限稼いでもらいたい
ということです。

基本的に風俗のお仕事を望んでやっている女性は少ないです。
ほとんどが「お金のため」であると考えています。

お金のため、というと言い方が悪く捉えられがちですが、
「生活のため」「借金返済のため」「貯金のため」これら全てをひっくるめて「お金のため」という表現をしています。

そもそもお金が稼げないのにも関わらず、お店に在籍をするメリットはありません。

せっかくお店に在籍するのであれば、希望の金額を稼いでもらう
希望の金額を稼いでもらうことができるお店を作る

ということがお店を運営する人間の使命だと考えています。
女の子に嫌われようが、稼いでもらうためのことを伝える必要があると思います。

しかし、それはこちら側の考え方であり、言い分です。

この考え方を押し付ける形になってしまうと、以前の記事でも書いた通り「受け手のことを考える」ということへの考え方が欠如してしまいます。

仮に、公平な立場で判断を下した時に、正しいことだったとしても、それを伝えるだけが正解ではないということに気づけました。

裁判ではないのですから、正しいという考えが必ず勝つ必要はないのです。

相手を理解すること、自分を理解してもらうこと

何かを伝えるためには、相手を理解することが大切ということはもちろんですが、「自分を理解してもらうこと」、これも大切なことだと感じました。

今回の場合であれば、
「キャストさんには稼いでもらわなければいけない。それがキャストさんにとって最優先。」
という考え方が先行してしまい、その思いを伝えるということを疎かにしてしまうことでこういったすれ違いが起きてしまう原因となってしまいました。

思いを伝えないことには、会話の内容は「どういう理由でこの人は言っているんだろうか?」という疑念になります。
その疑念に対して「汲んでくれるだろう」と考えてしまうことは甘えでした。

相手のことを理解しよう、という気持ちと同じだけ相手に自分の思いも理解してもらうよう伝えることは大切です。

伝えもしないで理解してくれ、っていうのも無理な話ですからね。

まとめ

タイトルの解説をしていなかったですね。
言葉ではなく印象で与える影響、ということは冒頭で書きましたが、「何を言うかではなく誰が言うか」に近い意味合いです。

「この人だったらこうやってくれるだろうな〜」
「この人には言ってもしょうがない」
という印象は人に対して期待や不満を生む影響があります。

そしてその印象が人に与える影響はその人が言う「言葉」よりも大きい、ということに気づきを得ました。

順序立てて考えれば「そりゃそうよね」ということですが見落としていました。

まずは「何をどう言うか」ではなくて、「この人にどういう印象を持ってもらうか」を優先して環境整備をしていきたいです。

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