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4月の月記
はいどうもー。
4回目にして毎月5日の投稿日を忘れておりました、歩くダメ人間ことあまたすでございます。
今回の月記は4月5日に執筆しております。今まで3日くらいには書き上げていたのになー……。
その月の出来事からひとつだけ印象に残ったことをピックアップしてだらだら書き散らすマンスリー企画、第4回です。
今回もゆるるっとお楽しみください。
今月の印象に残ったこと
人生最長の小説を書いた
これでございます。
2月くらいから途中休憩をはさみつつダラダラ書いていた作品、『骨まで凍る』を書き上げました。
いやー、しんどかったです。
一度ラストまで書いたものを10分割して、毎日推敲しながら投稿していましたが、毎日「これでいい?」「これ、もっと短く言えない?」と、頭を悩ましておりました。
文字数にして19,738字。
一般的な短編小説にも満たないくらいの文字数(そう、現在絶賛開催中の創作大賞の小説部門の応募条件にも足りません)ですが、今まで一万字ちょっとが最長でしたので、記録更新です。
自分が書く小説は短いものばかりです。
もともと長くても9000字、平均して3000~5000字くらいの話がほとんどです。
当レーベル(レーベル!?)の小説を読んでいただいたことがある方には、「なんか短くて不思議な感じのやつ」と覚えていただいているかもしれません。
いつもプロットらしいプロットも作らず、最初から最後までの話の流れをざっとメモして、それを見ながら書いていくスタイルなので、最終的にその話が何文字になるのかイマイチわからないまま書いています。
今回、いつものように短い話を書くつもりだったのですが、最初に浮かんだストーリーを書いていったらあっという間に10000字を超えてしまいました。
普段は「あー今回は5000字かあ、いい感じに収まったなあ」とか「やべー今回7000字もあるの?」とか能天気に考えているのですが、ちょっと今回は「えっこれ終わる? 終えられる?」と、焦りました。
幸い、書き上げることはできたのですが、今読み返してみるとこんな反省点があります。
物語の中で繰り返し出したい『主人公の考え』がブレる
渡したい情報の量が安定しない
これはひとえに「書き出す前の作り込み不足」が原因でした。
キャラの設定などを事前に作り込まず、書きながら作っていったせいで、物語が進んでから付け足した箇所がいくつもあります。
また、話を進めることに精一杯で、物語の情景描写よりも主人公の心理描写過多になりがちでした。
やはり、5000字程度向けの話の作り方では、10000字を越えるとちょっと粗が目立ってしまうのだなあというのが、この話を書いて得た学びでした。
そのため、現在今更ながらにプロットの作成法などを勉強しています。
以前に挫折したことがあるので気が重いのですが、やはり10000字超える話に必要な情報量をさばくには、もう少し準備が必要だと痛感したからです。
今回は身になるといいなあ。いや、しないとならないんだってば。
というわけで宣伝です(笑)。
新米猟師・戸田は師匠の山下と共に人生初の狩猟に赴く。
山下が仕掛けた罠には一匹のイノシシがかかっていたが、なぜかイノシシは罠にかかったまま死んでいた。
罠にかかって死ぬということは考えにくい、山下はそう言って戸田とともにイノシシの死体を調べることにした。
山下が記録用のカメラを取りに行くと、戸田の前には奇妙な人影が現れて――?
みたいな話です。
よろしければなにとぞなにとぞー。
今月の一枚
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