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その後のスープジャー生活(有賀薫さんの「朝10分でできるスープ弁当」)

ひと月ほど前、有賀薫さんの本の影響で始めたスープ弁当。
短時間にできるし、お弁当箱に彩りよく詰める手間がないから、お弁当作り特有な気の重さが全くありません。

社会人になったばかりの娘に「これと同じのでよかったら作るけど、どお?」と尋ねたら「食べます食べます」というので、毎日のスープジャーがふたつになりました。

お昼にスープを食べるのであれば、夕飯で汁物を多めに作って、スープジャーに詰める方法もあります。
でも、「お昼のために使ったスープ)は、残り物とは別格。わくわく感が違うのです。

前の晩、冷蔵庫の中身を確認しがてら「明日はどのスープを作ろうかな」と、有賀さんの本を開きます。
台所に常設してあるブックスタンドに、本を開いてセット。
朝起きたら、レシピを見ながら、粛々とスープを作ります。

朝することは、軽く加熱したスープを、スープジャーに入れるだけ。お昼までの時間で、スープジャーの中身に火が通り、味が染みて、美味しいスープができあがります。

わたしは有賀さんのレシピよりもサイズの大きいスープジャーを愛用しているため、何かしら具材をプラスして、カサ増しします。
それはきのこだったり、娘の好きな「紀文の魚河岸揚げ」だったり、レシピ外のプチトマトだったり。
最初は、具を足しすぎて溢れてしまうこともありましたが、だんだんうまくできるようなって来ました。

このひと月で、お気に入りのスープも、たくさんできました。
一番リピートしたのは、写真の「なすと豚ひき肉のしそスープ」。
出汁を使わず、味付けは塩のみ、というシンプルさ。
大葉がたっぷり入っていて、いい香りがします。

「プチトマトとサバ缶のバジルスープ」も、香りを楽しむスープ。
缶詰めを使ったスープでは、「キャベツとさんま缶の中華スープ」も簡単でおいしかったです。

大ぶりのピーマンがたっぷり入った「ピーマンとベーコンのみそ汁」は、娘に好評でした。

いま挙げたのは、どれも春夏用のレシピです。
秋冬にぴったりなスープもたくさん紹介されていて、通年楽しむことができます。
主役の野菜別に構成されているので、「今週はスープのためにトマトとオクラを買っておこう」など、買い物が楽です。

個性的で、レシピがなかったら、到底自分では作れないスープたち。
こんなスープが、朝のわずか10分で作れてしまうなんて。
「有賀さんは魔法使いなのでは」という思いが、毎朝頭をよぎります。

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