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『プレイランド』に寄せて

日ごろからお世話になっている音楽家、
アートモバイル氏の新曲MVが一昨日発表されました。

その名も『プレイランド』

私は本MVの撮影と編集を担当させて頂きました。音楽の魅力はもちろんのこと、ダンサー・みゆりんの活躍のおかげで、とてもよい映像にまとまったと感じています!

この曲の世界観については理解ができていました(理由は後述?)ので、いざ撮る!となったときもイメージそのものは頭の中ですぐ浮かびました。

さて、
話は昨年春に静岡市街で行われたパフォーミングアーツフェス「七間町ハプニング5」までさかのぼりますが、私は常磐公園を舞台にコロナ禍ならではの「参加型」パフォーマンスを創作することになり、その音楽の制作をアートモバイル氏にお願いしたのでした。『あそviモーメント』というプログラムでした。当初は「そういうの(エクササイズっぽい音楽)はつくったことないっすねえ…」と、毎度の無茶ぶりここに極まれり、といった感がありましたが、そこはさすがのアートモバイルさん。見事に形にして頂き、印象的なメロディ&ヴォイスで締めくくるオリジナル楽曲が誕生したのでした。

当時の記事を見つけたので貼っておきます

この曲は六つのエクササイズパートを越えた先に「唄」があり、そこで終わるのですが、この最後の唄の部分を別で新しく作り直したい、ということは当初からずっとおっしゃっていたのでした。

時を経て、そうして生まれた今回の「プレイランド」(=あそびば?)

生まれる理由をもって生まれてきたこの曲には明確なメッセージがあり、それを映像で表現するということは大変やりがいのある取り組みでした!
制作にあたり、あそviモーメントにて最後に舞台に舞い降りる天使役?だったみゆりんを核に創るのは、二つの世界を繋ぐのにも相応しく。出演してもらえてほんとによかった~!

撮影のために簡単なコンテも用意しましたが、やっぱり現場での思い付きが想定を大きく上回ってくる(ということは経験上は想定内)ので、コンテは片目で見る程度、「やっぱこっちで!」を積み重ねながらカットを撮り進め、撮影そのものは3時間で終了。みゆりんはクリエイティブなアーティストなので、こちらの指示が簡素でも自分からガンガン動いてくれるから何気ないカットにエネルギーが広がりたまっていく、この面白さ。サポートで入っているひっきぃも、最初は何言ってるのかよくわからないんだけど、よくよく耳を傾けるとなかなか面白い提案をしてくれていて、いくつか採用。イメージがあった分、粗編集もパパっとでできてしまった。ここからアートモバイルさんにまたいくつかの演出案を頂き、それを含めてところで"映像"作品は完成となりました。

コロナ禍で失ったものはいくつかあるような気もするが、それ以上に得たものは多い。アートモバイルさんとの創作的交流は大きなその一つだ。

今回も楽しかった。
次回もきっと、また楽しい。





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