オーディションに落ちた事をマイナスに捉える事はやめる。

今日はオーディションの相手役をやった時の経験や気付きを書いていきます。

【準備をする事の大切さ】
【毎度緊張感のあるシーンを連続でやった事】
【受け取る事の重要さ】
【お芝居のパターンや色の多さ】
【相手の事を思って】
【今回はこの子ではないなというのがある事】
【オーディションに落ちたことをマイナスに
  とらえるのはやめる。】
【僕とお仕事をしたいと思って貰えることが
  出来たのだろうか】
【話す能力の大事さ】
【常日頃からお芝居をしていく様にすること】
【次に生かして行く】
最後に
【結局行動が大事!】

今日はあるオーディションの相手役として
参加させていただきました。
そこでの経験を踏まえて気付いた事を
書かせていただきたいと思います。

普段はオーディションを受ける側としてしか
オーディションに参加する事がなく気付いた事が
沢山ありました。
まず始めに当然だし当たり前な事のようですが
とても大事な事で僕がこの子達凄いな。と
思った事は、
台本を誰1人間違えたり飛ばしてしまったりする人が
いなかった事。
これは当然。ではあるかもしれませんが
改めて皆さんの熱量が凄く伝わりました。
覚えてくるのは当たり前。ですが改めて

○【準備をする事の大切さ】を学びました。

1つ1つのオーディションを大事にして本気で
受かりたい。という気持ちが強い方々が
集まっていた事。なによりそういう場で
稽古やワークショップなどとは違った
本気の緊張感の中で何十回も
お芝居をさせていただく場。

○【毎度緊張感のあるシーンを連続でやった事】

というのはなかなか経験出来る事ではなく
僕自身もかなり学びになりました。
・今回は数十人の子役の方々の相手役として
オーディションに参加しました。
朝から晩までずっと
同じ役をやらせていただきましたが
こんなに何回も同じシーンをやる事と
しかも全て本番の緊張感の中やらせていただく
経験はとても大きな経験でした。
あくまで相手役とはいえど、
気を抜く事が許される場ではなく
受けに来た子達は人生をかけて挑んで来ています。
そんな中、毎度本気で相手の芝居を受け取る事
自分自身のお芝居もブレさせる訳にはいかない。
台本をもらって覚えてくる段階で
撮影本番とはまた違った覚悟で
台本にアプローチをしました。
受けに来た子からもだし
その熱量を無下にする訳にはいかない
芝居に答える為に自分自身のお芝居の

○【準備をする事の大切さ】を学びました。

次はそんな中何十回もお芝居をする中で
「あ、この子のお芝居だとセリフがとても
  いいやすかった」や
あ、このセリフの言い方だと僕の心が強制的に
動かされるようなお芝居をする方が沢山いました。
そこでの気付きは
台本を読み込んで相手を動かすお芝居はとても大事だということです。
自分勝手なお芝居ではなく
しっかりそのシーンの事を考えこういう
「状態」になれば相手は次のセリフがいいやすく
なる。というのを体感しました。
その状態になる。
というのはそれはセリフのパスではなく
セリフ以外の相手へのパスもあるんだな
という気付きです。
僕の役は相手の子を心配する様な役でした。
始まる前から既にこちらから心配したくなるような
状態になっている事自体が既にお芝居の中での
相手への「パス」なんだと思いました。
さらにその投げかけて来たお芝居を

○【受け取る事の重要さ】を学びました。

何十人も相手をしていくなかで僕が意識したことは
あまり自分のお芝居を固めないようにしました。
必要な投げかけはしますが
自分からの投げかけやこういうお芝居をしたい!
というのはあまりやらないようにしよう。と思って
アプローチをしました。
あくまでベースのデフォルトでのフラットなお芝居で「受け取る」事をメインに考えてみました。
そうしたら数十人いるなかで全員違ったお芝居の中での「パス」があり、それを柔軟に「受け取る」ようにしたら自分も次のお芝居がどうなるかわからず
自然な受け答えができた感覚がありました。
心配の度数、強弱がかなり高まった子や
後半で一気に心配したくなったり
敢えて強がりの我慢した心配したくなる気持ちや
弱々しい心配したくなるようなお芝居。
色んな投げかけがあり
自分の1つのペラ1枚のお芝居の中でこんなにも色とパターンがあるのだと気付かされました。
この

○【お芝居のパターンや色の多さ】も大事で

色んなアプローチが必要だな、と思いました。
そんな中で偉そうに言うつもりはないですが
「あ、この子のお芝居いいな。」と思う方が
沢山いました。
その中でやっぱり共通する事は
心がかなり動かされた事です。
自分自分なお芝居をするのではなく
しっかりとお芝居をする相手に

○【相手の事を思って】パスをする事の大切さ

で言葉を相手に投げかけるパスとは意味が違い
そういう状態になったり
言い方をただいうのではなく心で言ってみたりと
沢山の相手の事を思っていうセリフがあるな、
という気付きがありました。
パスをするぞ!というアプローチではなく
相手と自分はこうだからこうなれば
相手はこう心が動くだろう。という所まで考える事
が大事だなと思いました。
そして次の気付きは
オーディションというのを受ける側ではない立場で
初めて経験した時に
この役のオーディションです!となっていて
こういう子を探している。というプロデューサーの方々のなかどんなに良いお芝居をしても

○【今回はこの子ではないなというのがある事】

に気付きました。これもそりゃそうだろ
と思う方も多いと思いますが実際にプロデューサー
や監督の方々が
「この子めちゃくちゃお芝居よかったなー」
という方が何人もいました。でも
今回のこの役には違うんだよねー。
という事がありました。
それは当たり前ですが受けてる側としては
本当にそうなんだ。
と実感する事がなかなかないと思います。
「なんで落ちたんだろう」と思う事って
沢山あると思うんですよね
そこで落ちた理由を考えて
また新しく成長する事はとても大事ですが
「私はダメなんだ」と考える必要がない。
という事です。
全力でやって、全力でお芝居をして沢山考えて
持ってきたお芝居はそれはもう大切にした方が
よくて落ちた理由を考えて前に進むのはいいですが
よくいう「ハマらなかった」という事も
沢山あるということです。だから

○【オーディションに落ちたことをマイナスにとらえるのはやめる。】

というのはかなり重要だなと思いました。
反省して次に生かせばいい。
今回オーディションにいた監督さんがとても
大事な事をいってました。
「今回この子はハマらなかったけど
お芝居は上手いから次絶対どこかで
お仕事がもらえる」と言ってました。
これって、多分僕ら俳優にとってはきっと
大きな一言だと思うんですよね。
もちろん、
「俺(私)は芝居が出来るからハマらなかっただけ」と過剰に自分を高評価して慢心しろ。って
事ではなくちゃんと本気で考えた
お芝居をもっていってそれでも受からなかったら
また反省して前向きに挑戦して成長し続ける事が大事って事だなと思いました。
オーディションに落ちて悔しい!ってしぬほど何回も味わうと思いますがそれを
自分はダメなんだ、と

【オーディションに落ちたことをマイナスにとらえるのはやめる。】前向きに、ポジティブに成長していこうと思いました。

これが今回のオーディションの中での僕の気付きでした。
おまけの気付きは
「何十回も同じお芝居してたら遊びたくなる!」っていう自分がいた事です(笑)
遊びませんでしたが!w

次はオーディションではない部分の気付きです。
今回僕はそもそも何故この相手役をやらせていただく事になったかというと
前回少しお話した、【行動する事の大事さ】の
行動した事で得られた機会の1つである。
という事です。
前回の遠藤祭りで行った行動があったからこそ
またこういう機会を作っていただきました。
だからこそ改めていうと
○【結局行動が大事!】
という事です!あれがなければこれがなかった。
これってきっとめちゃくちゃ大事な事なんですよね。繋がる、繋げる事の大事さ繋げたいと思っていただける事。嬉しいし、やっぱりもっと行動していこうと思えました。

次は
今回監督さんやプロデューサーの方が沢山いました。僕はまたこれも試練、行動するチャンスの場だと思って参加させていただきました
オーディションの相手役?
何回もお芝居ができる?
しかもそれをプロデューサーや監督に
何回もみてもらえる?
こんな事あるわけないです。
そんな貴重な場で
ここで行動しなかったらただ普通に
お芝居をして帰る人になるという事です。
それだとやはりなにも意味が無い。
結局前回学んだ「行動する事の大事さ」を
なにも生かせていないと思います。だから僕は
皆さんに
プロフィールをお渡ししてきました。
ただここでまた新しい気付きは

○【僕とお仕事をしたいと思って貰えることが出来たのだろうか】

という事です。ただプロフィールを渡すだけなんて
誰でもできるんです、ただの大多数の中の1つの
プロフィールになってしまうんです。
そこでやっぱり必要なのは皆さんと
会話をして自分がどういう人間なのかを知ってもらう必要があるということ、
だけどそれも今回はあくまで相手役で来たただの
1人の役者。そんな中どうやって邪魔をせず
少しの合間で会話をして自分を表現できるのか
これはまじでめちゃくちゃ重要だなと思いました。
僕は小柳さんから
「遠藤くんめちゃくちゃ面白い話あるんでしょ」
と振られました。
(ハードル上げるな!w)と思いましたが
これってきっと超大事で休憩時間に
おかけで僕が話す時間がうまれました。
そこでやっぱり
「話す能力」「こいつオモロイな」って短い間に
思って貰える事って大事だなと思いました。
これは
○【話す能力の大事さ】に繋がるのかと思いました。
話してみて正直どうかわかりませんが
少し興味をもっていただく事はできたのかな
と思いますがもっとできるようになりたいな
と思いました。

そして話す事いがいでは僕のお芝居をこんなにも
何十回も見てもらう機会
(もちろん見ているのはオーディションに来てる子達)ではありますがみてもらった中で
しっかりとお芝居ができていたのか
これは俳優として1番大事にする所で
「お芝居をみてこの人と仕事したい」と思って貰える事が最大の目標であるなと思いました。
そう思ってもらうにはやっぱり
どんな状況がいつくるかわからないからこそ

○【常日頃からお芝居をしていく様にすること】

大事だなと強く思いました。
どうだろうか、今回の僕の「行動」は
上手くいくのか、それは今後僕がお仕事が
貰えるのか貰えないのかできっと決まってくるの
だと思う、でもハマるかハマらないかもあるし
そこは
僕は知る事はできませんが
また今回御一緒した皆さんとお仕事ができる事を願うばかりです。
それでも前向きに今回の経験を
○【次に生かして行く】事がなにより大事だと思いました。

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