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【食の革命家 アリス・ウォータース氏来日特別企画】 スローなイノベーションを生み出すビジネスリーダープログラム@京都 10/13-14 開催!

企画背景

大量生産や使い捨てといった「速さ」を価値とする「ファスト」文化が加速しすぎたために、人も地球も消耗してしまい、疲弊しやすく希望を抱きにくい社会を生み出そうとしています。

その対案として、「長さ」を価値として、人のつながりや自然と文化の多様性・循環を大切にする「スロー」文化をベースにした社会の実現が求められています。

世界的に有名な「食の革命家」であるアリス・ウォータース氏は、人生の集大成となる書籍『スローフード宣言』(海士の風)にて、ファストフード文化とスローフード文化を次のように定義しています。

『スローフード宣言』目次

私たちが「なにを食べるかが、価値観となり文化となる」ということを本書では伝えています。ここでは、アリス氏の提唱するファストフード文化=ファスト文化、スローフード文化=スロー文化と定義します。

アリス氏が提唱するスローフード文化をビジネスの世界でとらえ直してみると、課題を短期視点・部分最適にファストで解決しようとするのではなく、課題の本質を捉え、壁を超えて連携し、長期的な課題解決に取り組むスローイノベーションやスローリーダーシップといった経済活動のあり方が見えてきます。

スローな経済とは、単に「ゆっくり」な経済ではありません。競争とスピードを重視してきた「ファスト」な経済から、互いを生かしあう経済への移行と捉えてみると、新しい展望が開けます。

79歳になられるアリス氏来日というまたとない機会に、「ビジネスリーダーたちが、スロー文化をリードするイノベーションを起こしていけないだろうか?」という問いを起点にして、本プログラムは企画されました。

私たちの趣旨に賛同くださった世界トップクラスの講師たちの力もお借りして、歴史や文化が奥深く根付く京都にて、本プログラムを開催いたします。

会場の1つ、妙心寺退蔵院(公式ウェブサイトより)

本プログラムの狙い

スローフードの深い体験とスロー文化の本質的な理解をもとに、スローイノベーションおよびスローリーダーシップの考え方を身につけ、自身のこれからや自社ビジネスにイノベーションの種を見出すことを目指します。

「スローイノベーション」とは、課題を短期視点・部分最適にファストで解決しようとするのではなく、課題の本質を捉え、壁を超えて連携し、長期的な課題解決に取り組むアプローチです。

このような時間のかかる、本質的な課題解決を推進し続けるには、リーダーシップ自体も、自分自身の心の声、周りの人の心の声に耳を傾け、結果だけではなく、つながりの質やプロセスにおいても長い関係性を維持する「スローリーダーシップ」を発揮する必要があります。

本プログラムの中では、参加企業それぞれが「スローイノベーションの視座を持つ」ことに加え、参加者一人ひとりが「スローリーダーシップの視野を持つ」ことを可能にします。

このような短期間のプログラムで、スローイノベーションの視座とスローリーダーシップの視野を獲得できる可能性があるのは、このプログラムの講師と参加者が厳選されたスロー文化への体現者と共感者であるからです。

スロー文化の実践にとどまらず、スロー文化から得られるインサイトに基づき、自身のこれからや自社ビジネスにイノベーションの種を見出していくことが、このプログラムのめざすところです。

スローイノベーション、スローリーダーシップについて詳しくは、Slow Innovation株式会社様のウェブサイトおよび下記スライドをご覧下さい。


企画内容

●目的
 スローフードの深い体験とスロー文化の本質的な理解をもとに、スローイノベーションおよびスローリーダーシップの考え方を身につけ、自身のこれからや自社ビジネスにイノベーションの種を見出す

●対象者
 ファスト文化に疑問を抱き、自社のビジネスにイノベーションを起こしていきたいと心から願うビジネスリーダー(熱量ある役員・幹部候補)
※業種は飲食ビジネスに限りません

●募集社数 20社(1社2名まで)
 お申込後にオンライン面談の上、最終確定とさせていただきます 

●日時
 1)事前オンラインセッション 2023年9-10月(参加者と日程調整)
 2)京都合宿 2023年10月13日(金)-10月14日(土)
   10月13日 8:30 京都駅集合、10月14日 17:00 QUESTIONにて解散
 3)事後オンラインギャザリング 2023年12月頃(参加者と日程調整)

●参加費 1社1名40万円(税別) 1社2名60万円(税別)
・京都までの旅費、京都での宿泊費は別となります
・10月13日の宿泊は各自でご手配お願いいたします(河原町御池から河原町四条あたりですと、行程上移動が少なくすみますのでお勧めです)
・アリス氏来日に伴う様々な企画への協賛費も込みとさせていただき、撮影するドキュメンタリー映像のエンドロールに社名を掲載させていただきます

●お申込み方法 (お申込期限:2023年10月4日)
参加希望の方は、こちらの申込フォームにご記入ください
(参加確定・お支払い・キャンセルについてフォームに記載しております)

●お問い合わせ先
ご質問がありましたら、メールかお電話にてお気軽にお問合せください
メール:info@kazetotuchito.jp
電話:08514-2-1966
担当:株式会社風と土と(出版社:海士の風) 阿部・萩原・木村

●共催 株式会社風と土と(出版社:海士の風)、One Rice One Soup 株式会社

●協力 草喰なかひがし妙心寺退蔵院L'EffervescenceSlow Innovation株式会社株式会社Q's


プログラム内容

事前オンラインセッション 
10月4日(水)19:00-20:00 

 プログラム目的の共有、参加者自己紹介
※参加が難しい方は、アーカイブを共有いたしますので事前にご覧ください

お申し込み後、アリス氏の書籍『スローフード宣言』を送付いたしますので、お読みになったうえで、京都合宿にご参加ください。

京都合宿
10月13日(金)スローフードの深い体験とスロー文化の本質的な理解
 8:20 京都駅八条口貸切駐車場 集合
 8:30 京都駅出発 大原へバスで移動
 9:30【素材】中東氏と野草摘みや畑で食材調達
 10:30 昼食会場へバスで移動
 11:30【料理】アリス氏、中東氏、生江氏の料理する姿を真剣に見学
 13:00【食卓】五感で味わう昼食
 14:00【食べる】アリス氏、中東氏、生江氏によるトークセッション「食べるとは」 
 15:00 妙心寺へバスで移動
 16:00【内省】これまでの気づきを振り返る
 16:30 座禅体験
 17:00 アリス氏×松山氏によるトークセッション 
 18:30 夕食会場へバスで移動
 19:00 夕食(権太呂四条本店
 21:00 解散

10月14日(土)自身のこれからや自社ビジネスにイノベーションの種を見出す
 9:30 1日目振り返り
 10:00【学習】スローイノベーションの考え方を学ぶ
 10:30【アイデア共創】
     1. スロー文化体験から得られたインサイトの整理
     2. スローイノベーションによるビジネス案を生み出す
 11:30【実践】アイデア共創のチームで料理に挑戦
     ビジネス案の素となった、スロー文化のインサイトを
     表現する料理をつくって発表する
 13:00【食べる】各チームのスロー文化の表現を体感する
 14:00【ビジョン共創】
     各参加者のビジネス案が面となって実現した未来を描く
 16:00 【行動宣言】各参加者の宣言によって締めくくる
 17:00 終了

事後オンラインギャザリング
12月頃(参加者と日程調整)
 スローイノベーションのビジネス案をもとに、各自で積み上げた仮説検証を持ち寄り、お互いにフィードバックを出し合って磨き上げる


講師のご紹介

アリス・ウォータース氏(10/13登壇)

アメリカで最も予約が取れないと言われるレストラン「シェ・パニース」のオーナーであり、世界中にスローフードを普及させ、「おいしい革命」を引き起こした料理人。1971年にカリフォルニア州バークレーでレストランを開業し、地産地消、有機栽培、食の安全、ファーマーズマーケットなど、今や食のトレンドとなった重要なコンセプトを実践、それはスローフード革命として世界中に広がった。

ライフワークの一つとなっている「エディブル・スクールヤード(食育菜園)」は、学校の校庭で生徒が作物をともに育て、ともに調理し、ともに食べ、生命(いのち)のつながりを学ぶという取り組みで、子どもたちの人間としての成長を促す機会となっている。この活動は「エディブル教育」に発展し、日本にも広がっている。

著書に『アート オブ シンプルフード』(小学館)、『スローフード宣言』(海士の風)などがある。


中東 久雄(なかひがし ひさお)氏(10/13登壇)
草喰なかひがし 店主

1952年京都生まれ。生家は京都洛北の料理旅館「美山荘」。摘草料理を考案した兄・吉次のもとで料理を担当。美山荘料理長を経て、97年に銀閣寺そばに「草喰なかひがし」を開店。

看板に掲げる「お竈(くど)はんの御飯に炭火の肴と山野草」を求めて、全国からの来店客が絶えない店。農水省「料理マスターズ」2012年ブロンズ賞、17年同シルバー賞受賞。16年には京都和食文化賞受賞。22年同ゴールド賞受賞。

著書に『自然を喰む 草喰なかひがしの食べ暦』(ホーム社)、『おいしいとはどういうことか』(幻冬舎新書)などがある。


松山 大耕(まつやま だいこう)氏(10/13登壇)
妙心寺退蔵院 副住職

1978 年京都市生まれ。2003年東京大学大学院 農学生命科学研究科修了。2007年より退蔵院副住職。日本文化の発信・交流が高く評価され、2009年観光庁Visit Japan大使に任命される。2018年より米・スタンフォード大客員講師。

2011年には、日本の禅宗を代表してヴァチカンで前ローマ教皇に謁見、2014年には日本の若手宗教家を代表してダライ・ラマ14世と会談し、世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流。また、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するなど、世界各国で宗教の垣根を超えて活動中。

著書に『ビジネスZEN入門』 (講談社+α新書)などがある。

生江 史伸(なまえ しのぶ)氏(10/13,14登壇)
レフェルヴェソンス 総料理長

1973年、神奈川県出身。ご本人曰く、最初から料理の道を志したわけではなく、慶応義塾大学大学でジャーナリストを夢見た苦学生時代、生活費や学費を稼ぐため飲食店でアルバイトをしたのがきっかけ。その後「ミシェル・ブラス」の料理本に感銘を受けてフレンチの道へ。北海道洞爺とフランス・ライオールの「ミシェル・ブラス」で研鑽を積み、自然界の植物を料理に取り入れる感性を磨く。

2008年からイギリスの「ザ・ファットダック」でスーシェフを務め、2010年に「レフェルヴェソンス」を開業。ミシュランガイド東京三つ星。2022年ニューヨークの国連本部で開催された「世界海洋デー」において世界7人のパネラーの一人に選ばれスピーチ。2023年「アジアのベストレストラン50(Asia’s Best 50 Restaurants)」においてガストロノミー界を牽引する存在を称える「アイコン賞」を受賞。

野村 恭彦(のむら たかひこ)氏 (全セッション登壇)
Slow Innovation株式会社 代表取締役

慶應義塾大学修了後、富士ゼロックス株式会社入社。同社の「ドキュメントからナレッジへ」の事業変革ビジョンづくりを経て、2000年に新規ナレッジサービス事業KDIを立ち上げ。

2012年、企業、行政、NPOを横断する社会イノベーションをけん引するため、株式会社フューチャーセッションズを創設。2016年度より、渋谷区に関わる企業・行政・NPO横断のイノベーションプロジェクトである「渋谷をつなげる30人」をスタート。2019年、地域から市民協働イノベーションを起こすための社会変革活動に集中するため、Slow Innovation株式会社を設立。

著書に『イノベーション・ファシリテーター』(プレジデント社)、監訳に『シナリオ・プランニング――未来を描き、創造する』(英治出版)などがある。



主催者紹介

阿部 裕志(あべ ひろし)
株式会社風と土と(出版社:海士の風) 代表取締役

プロフィール
1978年愛媛県生まれ。京都大学大学院工学研究科を修了後、トヨタ自動車の生産技術エンジニアとして働く。しかし、現代社会のあり方に疑問を抱き、持続可能な社会のモデルを目指す2300人の島・海士町に2008年移住、株式会社 巡の環を仲間と創業。2018年に株式会社 風と土とへ社名を変更。

トヨタ自動車・Google・スターバックス・サントリー等が参加する「心を動かすリーダーシップ研修・SHIMA-NAGASHI」を行う人材育成事業、島から未来社会のモデルをつくる地域づくり事業に加え、離島から生まれた出版社「海士の風」を立ち上げる。

環境省・プラットフォームのあり方に関する検討ワーキング委員、AMAホールディングス株式会社取締役を務める。平成26年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞、Sustainable Japan Award 2021 Satoyama部門優秀賞を受賞。著書『僕たちは島で、未来を見ることにした(木楽舎)』


中東 篤志(なかひがし あつし)
One Rice One Soup 株式会社 代表取締役 / カリナリーディレクター


プロフィール

京都市出身。代々料亭を営んでいる家系に生まれる。12歳の頃から、父のもとで料理を学び始める。高校卒業後、バス・フィッシングのプロを目指して渡米。23歳から、料理の道に戻り、ニューヨークにある精進料理店で副料理長兼GMを務めた。

日本で育まれる飲食文化の海外発信の為、カリナリーディレクター(Culinary Director)としてOne Rice One Soup Inc.を設立。ニューヨークと京都を拠点に日本食のイベント企画や飲食店のプロデュース、運営、食からの地域創生事業などを手がけている。

ご参考:『スローフード宣言』書評のご紹介


「食の工業化」を再考
入山章栄氏(早稲田大学ビジネススクール教授)


食にとどまらず、人間性のサステナビリティについて書かれた一冊。世界のビジネスリーダーが求めている話が詰まっている!
高津尚志氏(IMD北東アジア代表)


スローライフとファーストライフは、実は相反するものではなく、自在に行き交うものなのではないだろうか?

名和高司氏(京都先端科学大学教授 兼 一橋ビジネススクール客員教授)


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