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日本の第一回メーデー開催

5月2日の気になる記念日や出来事は、日本第の一回メーデー開催

昨日の5月1日はメーデーでしたが、実は日本で最初のメーデーは、5月2日でした。
ということで、本日メーデーについて取り上げてみようと思います。 

日本で最初のメーデーは、1920年5月2日の日曜日に、上野公園で5000人(1万人ともいわれている)が参加し、8時間労働制の実施、失業の防止、最低賃金制の確立を訴えたのが最初のメーデーです。翌年からは5月1日に開催されました。

しかし、その後1936年(昭和11年)発生した2.26事件によりメーデーは禁止され、1945年の太平洋戦争が終わるまで開催されませんでした。終戦を迎えるとメーデーも再び開催されるようになり、1946年のメーデーでは、「働けるだけ喰わせろ」をスローガンとして、盛大に行われました。 

日本で有名なメーデーは、1952年に行われた「血のメーデー」で、労働者のデモ隊と警察が皇居前で衝突し、死傷者が出た大会です。

1970年前半は、賃上げなどの要求で成果を上げることが出来ましたが、後半に入ると逆に賃上げや生活に関する要求なども成果を上げることができませんでした。
1980年代前半のメーデーは、平日にもかかわらず多くの労働組合が参加して代々木公園から都内をデモ行進しました。このデモ行進もしだいにパレードのようなものに変化していきました。

このころは仕事をしていても、ほぼ開店休業の状態だったので、仕事を早く切り上げて帰った記憶があります。
最近では、ステージショーがあったり、子供の遊び場があったりするようで、式典で和太鼓の演奏や合唱などがあり、その後デモ行進(パレード)を行い終了といった流れだったようです。
メーデーがゴールデンウイーク中ということもあり、以前ほど大きな話題にならなくなっているように感じます。 

それでは、また次回

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