ルシタニア号事件
5月7日の気になる記念日や出来事は、ルシタニア号事件です。
1903年ごろ、イギリスとドイツは、客船の大きさとスピードで競い合っていました。そんな中、1907年にイギリスで建造された、総トン数31550t、2198人乗り、26.7ノットを出すことが出来る「ルシタニア号」が、ドイツが建造した「カイザー・ウィルヘルム2世号」から大西洋を高速で横切る客船に与えられるブルーリボン賞を奪いました。
そんななか、第一次世界大戦が起こり、1915年、ドイツはイギリスの周囲に閉鎖海域を設定し、通過した船舶は無警告で攻撃することを通達しました。
そして、1915年5月7日にリバプールからニューヨークに向かっていた、イギリスの豪華客船「ルシタニア号」を アイルランド沖でドイツ潜水艦が魚雷攻撃し、アメリカ市民128名を含む1198名を溺死させた事件です。
この事件により、中立国であったアメリカが第一次世界大戦に参戦することになりました。
たとえ戦争海域であったとしても、民間人が乗船している船に魚雷を発射することは、あってはならないことだと思います。
現在も世界で戦争が起こっていますが、民間人を標的にした攻撃は許される行為ではないと思います。
それでは、また次回
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