くすり

研究の一部が雑誌に掲載されました。

ボストンに留学後も、昔かかわっていた論文の作成や修正を同時におこなっていた。
その1つの一部が雑誌にのった。

題名
「高齢者におけるポリファーマシーの現状と長期予後への影響
-地域住民を代表する大規模レセプトデータによる分析-」

https://www.ihep.jp/publications/monthly_ihep/search.php


日本のある県の国民健康保険被保険者及び後期高齢者医療制度のレセプトデーターを基にポリファーマシー(6剤以上)の現状を調べた。
その一部の内容が雑誌にのった。

一般的な研究では外敵妥当性の問題が必ずでてくるが、レセプトデーターの用いての研究はこれがほとんどない。
何十万人ものデータが使えるので、小さい国の全国民のデータが用いているようなものだ。

レセプトデーターを使用する研究が増えることにより、研究に対する評価の考え方も変わってくると思われる。



◆プロフィール情報
埼玉医科大学卒業後、都内の大学付属病院で初期研修を終了。腎臓病学や高血圧学の臨床や研究に従事し、腎臓内科専門医や抗加齢医学専門医等の資格を取得。関東圏で医師として6年間の実務を行い、この間に予防医学やアンチエイジングの重要性を実感。2016年より帝京大学大学院公衆衛生学研究科に入学し、2018年9月よりハーバード大学公衆衛生大学院 (Harvard T.H. Chan School of Public Health)に留学。
IT系ベンチャー企業の嘱託産業医としても勤務中。
理念は「日常生活を改善することで、身体だけでなく心も健康に」。
◆資格
腎臓内科専門医、抗加齢医学専門医、内科学会認定医、日本医師会認定産業医、
公衆衛生学修士(Master of Public Health: MPH)
◆HP
https://activehealthlab.tokyo/

*本ブログにおける発言は個人的なものであり、所属組織を代表するものではありません。

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