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怒りの感情も上手に表現していますか❓

怒りの感情も上手に表現している人は、生きるのが比較的楽ですが、下手だと「我慢するか、ぶつけるか」の2択になってしまうので、生きづらくなってしまう人が多くなります。

ところでそもそも怒りって、どんなところからやって来ているかご存じですか❓

怒り」の感情の根っこには、実は「悲しみ」があります。

例えば……

あなたが私の気持ちに寄り添ってくれなくて、悲しい
自分の気持ちをちゃんと表現出来なくて、悲しい
こんなに好きなのに伝わらなくて、悲しい
いろんなことが思うようにいかなくて、悲しい
誰も助けに来てくれなくて、悲しい……

これらが素直に表現出来たら、とっても可愛らしい人になれるのですが……

大人の年齢になった私たちは、弱い自分をさらけ出すのが恥ずかしいし、なんだか負けた気がしてイヤとか感じてしまうことが多いのです。

すると自分でも気づかないうちに、悲しみが怒りにすり変わってしまうのです。

そうなると怒りを暴力的なエネルギーでストレートに表現してしまいそうになりますが、
「それは危険」と思う理性が働くと「イヤミ」や「説教」に変化してしまいます。

すると悲しいかな…相手との溝が深まってしまいます。

本当は怒りの下の「悲しみ」を感じられるようになると、暴力的なエネルギーが抜けて、相手に本当の気持ちを伝えられ、心の繋がりが深まっていくのですが。

例えば……

「あなたはいつもスマホをいじりながら人の話を聞くよね。それってめっちゃ失礼なことしてるって分かってる?!そんなの常識だよね💢」

と怒りを表現しても「ごめん」と言ってくれるかも知れませんが、相手の心の中では「今日もゴキゲン斜めかぁ。めんどくさいなぁ。ま、もっとめんどくさくなる前に謝っとくか」かも知れません。

それはあなたが望んでいる反応ではないので、心のどこかモヤモヤしちゃいますよね。

でも、もし「悲しい」と言う気持ちを素直に……

「あなたがスマホを見ながら上の空で私の話を聞いている姿を見ると、悲しくなってきた。
今日は辛いことがいっぱいあったから、話を聞いて欲しかっただけなのに。」

と言えると、相手は心から「ごめん。何があったの?」って目を見て言ってくれる確率が上がります。

もちろん相手もあなたと同じようにしんどくて辛いタイミングだと聞く余裕が無いので、「俺だって1日頑張って働いて、疲れてるんだ!イイ加減にしてくれ!」と怒り出すかも知れません💦

よくある夫婦喧嘩の風景ですね。笑💦

そう。みんなそれぞれ生きていると辛いことに遭遇することは普通にあります。

そう言ったストレスの発散方法は「人に聞いてもらう」の人もいれば「ネットサーフィン」の人もいるし、「カラオケで歌いまくる」の人もいる……と方法が違うので、自分の心に余裕のあるときに、お互いのことを観察しておくと良いかも知れません。

それらのことも踏まえて、まずは「悲しい」という感情を感じられる感受性を取り戻し、自身がその「悲しみ」の存在に気づくことから始まります。

「悲しみ」の存在に気づき、自身に優しくしてあげることで癒されることも多いですし、攻撃のエネルギーとして誰かや自分に向ける必要がなくなるからです。

すると表現は素直なものになり、自然に甘えたり助けを求められるようになります。その相手との心の繋がりは強くなり安心安全なベース基地が出来て来ます。人は1人では生きていけませんから。

それでは今日はこの辺りで。

今日も楽しい1日をお過ごしください☕️✨💕

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