不思議

物質ってアウトライン。
思考感情はアウトラインがないから、
見抜かれる/一体感をかんじてしまうと消えてしまうのだけど、
物質は見抜かれてもアウトラインが残るというかんじ。

それが素朴に不思議だなあとおもう。

消えない不思議、これの不思議。
安定のわからなさ。

虚無感ではなくて虚無であるとき、
それはネガティブな感覚感情というより、
静けさ、穏やかさ、なんでもなさ、なんにもなさ。

なにも負荷がかかっていない軽やかさ。

自我が濃ゆいとき、
なにかしたい自我が前面に出ているとき、
自我は虚無を虚無感として、
物足りなさなどとしてかんじる。

そのどちらもおなじこれへの反応なのだけど、

シンプルさ　としてかんじられるときもあれば、
物足りなさ　としてかんじられるときもある。

不思議だけれど。

まっしろいご飯がいい！ってときもあれば、
そこにカレーをかけたい！っていうときもある。

そんなかんじと似ている。