香語   〜おばあちゃん、ありがとうございました〜

百歳のお誕生日祝いに、おばあちゃんから聞いたお話集、『おばあちゃんのおひざもと』を献本させて頂いてから3ヶ月。7月18日の朝、静かに眠るように逝ったおばあちゃん。

葬儀の際に、老師より賜った立派な香語に私は深く感銘を受け、改めておばあちゃんの一生に畏敬の念と深い敬意を新たにしました。

後日、老師のお宅へお礼に伺っったところ、ご厚意により老師直筆の香語を頂戴することができました。びっくりしたよ。葬儀の前の晩に寝ずに朝までかかってしたためられたと仰っていましたよ。また、おばあちゃんの遺影を見て、「まろやかな、とてもいいお顔だ』と感心して下さいました。

この実に立派な香語を捧げることが、おばあちゃんの生きた一生への最上のたむけ(手向け)であるという想いから、新たにこの章を付け加え、本著を完結することとします。おばあちゃん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。おばあちゃんの孫になれた私たちは幸せでした。大好きだよ。おばあちゃん。

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