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絵文字とカタカムナ文字


#私の作品紹介

中国から漢字が伝来する以前に、古来から日本に存在していたとされる神代文字についてふと思ったことがあります。

ブリタニカ国際百科事典によると、『神代文字とは「鎌倉時代中期以来しばしば,日本に漢字が渡来する以前から存在したと主張されてきた文字。神字 (かんな) ともいう。特に江戸時代中期から国学者のなかにその存在を強く主張する者が多く現れた。対馬に伝わる日文 (ひふみ) を支持した,平田篤胤 (あつたね) の『神字日文伝』などが有名である。しかし,現在では,その存在は否定されていて,その多くは朝鮮のハングルをもとにして 15世紀以後つくられたものとされている。』とあります。

諸説あり、紀元前660年以前から存在したという2500年以上前から非存在説まで色々あるようですが、何れにしてもこのように呼ばれる文字が相当前から存在していたことだけは確かといえそうです。


カタカムナ文字を見て、私はハッとさせられました。絵文字がすぐに思い浮かんだのです。円と線だけで構成される図象化させた文字なのですが、これって近年日本発で世界に一気に浸透した絵文字とそっくりではないですか?マルを基本にその中に様々なメッセージ性を盛り込む。このコンセプトが全く同じの表現方法が何千、何百年という大きな時代の隔りを経て、再び日本から絵文字として出現したことに、ずっと底辺に流れ続けている日本人の意思伝達の方法に関する瞬時性を見る思いがします。

カタカムな文字といい、国旗の日の丸といい、寺院の丸窓といい、三種の神器の鏡、および神社の鏡といい、テストの採点に丸をつけることいい、そして絵文字といい、日本は丸○を使うことが好きとうい以前に、そこにはもっと大きな所以、意味がきっとあるのだと思うのです。

日本と丸○にはやっぱり奥深い哲理が潜んでいる、と私は一人確信しているのです

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