解離性障害とは意識が解離すること
解離性障害って、ヒステリーと呼ばれていたもので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
要は、解離というくらいなので何かが離れているんです。
解離というのは本人のキャパシティでは耐えられないことが起こってしまい、意識から別の意識状態が分離して自分にない活動を生じる状態です。
この解離が深刻になり、解離した意識それぞれが人格を認めるようになり生活に障害が生じると、解離性同一性障害と呼ばれます。
解離は健康な人にも起こり得ます。例えば、集中しているときに話しかけられても気づかず覚えていない状態とか。
解離が行きすぎるとトラブルを起こして困ったことに・・・
よくある解離性障害をご紹介
一番有名なのは意識を失うこと。
大きな不幸や精神的苦痛にあった時に、痙攣しながら倒れてしまうんですね。
でもMRIとかCT、脳波などの検査をしても異常が見つかりません。
これもわかりやすいかな?記憶ごとごっそりなくなっちゃいます。
そのまま失踪することもあるようです。
何かに憑依されていることがあり、感覚のおかしさや運動の障害を訴えることもあります。
ぶっちゃけると、神経学的に説明がつかず、矛盾している、おかしい、検査しても異常がない。
こんなときに精神科に行くといいですね。
統合失調症との誤診に注意です⚠️
統合失調症の症状にあるような幻聴とよく似ています。
統合失調症の方の幻聴は、他の人にも聞こえていると信じて疑いませんが、解離性障害の方は自分自分がおかしなこと言っているとわかっているそうなんです。
ここが見分けるポイントですね。
解離性障害って治るの?
不安が高まったときに抗不安薬を使ったり、環境の調整をしたりするような、対症療法が行われます。
根本治療はないんです。
でも、結婚や出産などで症状が軽快したり、逆にパートナーと不仲になることで症状が再発したりすることもあります。
20代〜30代の女性におおくて、年齢とともに減っていきます。
病気に向き合い、治したいという意思も大事なのかもしれません。
本人の思いもそうですが、まわりが治したいと思えるような環境を作ることも大事ですね。
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