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2023年3月24日(Twitter日記)

【3月24日】

占星術研究のアカウントを始めます。魚座♓️に入った土星の光を、月が品位の良い金星にトランスレートしていて、ネイタルの木星も上昇しているので。 記者として仕事に熱中し、占星術研究はまた老後にゆっくり…と考えてたら、すっかり歳をとってた笑。皆様よろしくお願いいたします。

(振り返り1/n)占星術研究から少し遠ざかったのは、2007年3月から海外駐在(タイ・バンコク)になったことも一因だった。当時、会社のバンコク駐在は日本人1人で、何でも自分独りでこなさねばならなかった。占星術の書物を実は全部、バンコクでまで持っていったのだが(もの好きやね)...、

(振り返り2/n)ほぼ占星術書を開く時間がなくなった(ま、その間も飲んだくれたりしてたけども)。まだSNS普及前で星語りをできる相手も周りにいなくてね。そして2008年1月下旬から、冥王星のやぎ座♑️入りを迎えた。すると、

(振り返り3/n)タイ王国の政治は2006年のクーデター(タクシン元首相追い出し)から乱れていて、その後もタクシン支持の赤服派が暴れたりしたが、08年からは王党派と呼ばれた黄服派が跋扈しはじめた。ニック・キャンピオンのマンデン占星術本『THE BOOK OF WORLD HOROSCOPES』によると、

(振り返り4/n)タイは、かに座♋️の土地だと岡本翔子さんはブログで書いている。♋️の反対側にあるサイン、やぎ座♑️に冥王星がイングレスしたこともあっただろう、タイの政情は一段と不安定になった。そして、自分のネイタルでも月が♑️1度にあるので、、

(振り返り5/n)出生図で♑️1度に月があるためか、大きく影響を受けた。王党派である黄服派(富裕層・インテリ層が多い)は、08年8月26日に首都のタイ首相府を占拠した。ゴタゴタは続き、同年11月下旬には東南アジアのハブ空港であるバンコクのスワンナプーム国際空港を約1週間も占拠し、、

(振り返り6/n)当時のソムチャイ政権(タクシン派)が退陣する12月2日まで空港を閉鎖した。ハブ空港の1週間にも渡る閉鎖が経済にどんな影響を及ぼすか、普通に考えても分かるだろう。人も物流もストップするのだ。タイに仕事や遊びに来ていて帰れない人が数十万人規模でいたし、

(7/n)航空便で運ぶモノも出荷できなければ、タイ国外からも入ってこないのだ。この2008年11月下旬が、逆行して08年6月半ばからいて座♐️に抜けていた冥王星が、再びやぎ座♑️にイングレスした時期だった。こういう鉄火場になると近隣国の支局から応援の記者がくるが、空港が黄服派によって閉鎖されたため、

(8/n)会社から現地バンコクに応援を寄越そうにも、誰も入ってこられないのである。当時は電子版もなく、会社のサイトで記事は流していたが、朝刊・夕刊10日分の記事(しかもネタが大きいので1面〜中面まで複数記事)を、バンコクにいるワシ独りで書かねばならない状況だった。やぎ座♑️の支配星である、

(9/n)やぎ座♑️の支配星、土星は私のネイタル(出生図)で「地位/職業」を示す10ハウス(♈️)にある。これも活性化されたのか、空港閉鎖から10日間は孤立無援の中、人生で最も仕事した。当時の木星がやぎ座♑️にいたのも状況を加速させていたと判断できる。思い出しても「おえ〜」だ。で、

(10/n)で、話を戻すと、そうした状況で(当時は)占星術から物理的に離れなければならない状況が続いた。何百冊という関連書籍を現地に持っていきながら…。つまり、この15年前が自分にとって占星術研究の「停滞期」の始まりだった。冥王星のやぎ座♑️イングレス(2度目)と軌を一にしていた。

(11/n)その後、タイの政情は2010年に再び不安定なるが、同年3月に私は日本に戻って本社内で仕事をするようになった。同年はタイで大洪水もあった。もちろん冥王星だけの影響ではなく様々な要因と影響があっただろうが、この辺りから占星術の研究は停滞期に入った。たまにホラリーをするくらいで、

(12/n)英文の原書を読んで突き詰めて、ということは少なくなった。今振り返ると、冥王星のやぎ座♑️期は、そういう感じで占星術から離れる時期だったのかもしれない。その冥王星が2023年3月24日未明に、みずがめ座♒️に近づいたことで、自分の中の流れが変わった感じがある。例えば、

(13/n)思いがけない形で、周りから声がかかる。郷里の後輩で占星術をやっている方から「もうやらないんですか」と聞かれたり。なぜか知り合いから鑑定を頼まれたり。思いがけない形で、なくしたと思った占星術の書籍が出てきたり。いろいろが「合図」として浮上してきた。老後にゆっくり〜と、

(14/n)老後の楽しみに、と思っていたが、占星術会を取り巻く状況も結構、変わっていた。古典&伝統占星術を勉強している人が増え、15年前ほど“異端”ではなくなっていた。でも反面、あまり変わっていない感じもした。相変わらず「星うらない」で停まっている人は多いし、訳の分からん解釈をする

(15/n)訳の分からん解釈をしている自称「占星術師」は相変わらず多そうだ。まあここは一定数、変わらないだろう。でも「老後に、また研究を」と思っていたら実は老人になりかかっていた、というのは大きい。もう、そろそろやらんとイケナイ感じ。大会合が風サインのみずがめ座♒️で起こり、

(16/n)その大会合(Great Conjunction of Jupiter & Saturn)が起こったみずがめ座♒️0度に冥王星が到達した今、自分の中の潮目が完全に変わった。実は2015年の「大断捨離」で日本人の著作による占星術書は大部分を捨ててしまった(実際は古本屋に引き取ってもらった)が、苦労して集めた英書は、

(17n)占星術の英書は、どうしても手放せず残していた。これは僥倖と言うべきか。復習しながら、思うところを書き散らしていきたいと思う。  占星術は科学的統計ではない面もあり、どちらかというと「言語」に近い。占星「術」だけに占うとなるとアートだし、真髄を究めるのは困難で時間がかかる。

(18/18)もう昔ほど体力も地力ない感じだが、人を批判したり揶揄したりせず、でも疑問に思ったところは素直にぶつけて、古人のastrologerたちに倣って極道し、学び続けたいと思う。(終)

ごめん、最後は(18/18)のようや。こんな感じですが、よろしくお願いいたします。

※マガジンにまとめるに当たって、noteの本稿では発言数(n/n)を正しく改定しました。最後にあるように、ツイートでは数字が発言数と違っていましたので修正した次第です。ご了承ください。

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約1か月前(2023年2月23日18時ごろ)の、上から月、木星、金星。今は木星が太陽に近すぎて見えず、きょうは三日月🌙が金星と合(コンジャンクション)どころか、月が金星を隠す金星蝕も起きます。蝕が見られるのは長崎県五島列島あたりとか。天気次第ですが…。


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